内科・外科・小児科 安曇野市 穂高ハートクリニックのスタッフブログ
6.心臓血管病、循環器病、生活習慣病
生活習慣病管理料について
脂質異常症、高血圧症、糖尿病(生活習慣病)でおかかりの方へ
2024/6月
2024 診療報酬改訂において
特定疾患管理料から、脂質異常症、高血圧、糖尿病を除外
今までは
外来管理加算 52点
特定疾患管理料 225点
特定疾患処方管理料 66点 → 56点
合計343点 → 333点 (10点の減点)
これから(2024年6月から)は
生活習慣病管理料(1)の場合、検査料は包括
脂質異常症 610点
高血圧症 660点
糖尿病 760点
生活習慣病管理料(2)の場合、333点+検査料は出来高
脂質異常症 333点
高血圧症 333点
糖尿病 333点
今後、生活習慣病管理料の算定のために、
概ね4ヶ月に1回、検査、生活習慣病 療養計画書の作成と署名が必要となります。
(1)(2)の変更は6ヶ月間できません。
小児の年齢別心拍数正常値 についてお問い合わせがありましたので、記載します。
小児の年齢別心拍数正常値
年齢 心拍数(覚醒時) 心拍数(睡眠時)
新生児~生後3ヶ月 85-205 80-160
生後3ヶ月~2歳 100-190 75-160
2歳~10歳 60-140 60-90
>10歳 60-100 50-90
大学の同期で、同門の福井大佑医師が、
松本市島立で
開業します。
紹介の希望がありましたら、ご相談ください。
さくら血管病クリニック
http://sakura-vascular.com/
院長あいさつ
昨今、平均寿命の延びとともに「私たちは100歳までどう生きるか?」ということが話題となっています。健康寿命を維持するために、あらゆる臓器を栄養する「血管」を中心に医療に取り組むことが大変重要な時代になってきていると考えられます。
「さくら血管病クリニック」は、「血管」に正面から向き合う専門クリニックとして誠実な診療を行うことを基本理念として、このたび開院させていただきます。 私は、信州大学附属病院にて1996年より血管外科を専門とし、血管外科分野のリーダーとして心臓血管外科における血管病に対する外科手術と血管内カテーテル治療の全てを最前線で行って参りました。
これまでの様々な経験を生かし、血管病に対する予防から治療まで「時代に合った適切で優しい診療」をみなさまと共有していきたいと思います。
今週も、安曇野市 若年者特定健診に行ってきました。
高血圧症の方が数名いました。
生活習慣病に注意しましょう。
安曇野市 若年者特定健診がありました。
30歳代で、
高血圧症、
高尿酸血症
等の生活習慣病の方が数名いました。
睡眠時無呼吸症候群 簡易検査について テイジン
http://659naoso.com/medical/examination/simple
安曇野市、内科・外科・小児科 穂高ハートクリニックでも、簡易検査が受けることが出来るようになりました。
自宅でも取扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。自宅でもできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活をそれほど心配せずに検査することができます。
多くの場合はまずこの簡易検査から行ないます。
主に酸素飽和度を調べる検査(パルスオキシメトリー)と、気流やいびき音から気道の狭窄や呼吸状態を調べる検査とがあります。検査の内容によって費用も異なるので、詳しくは医療機関にご相談下さい。
心肺蘇生法のガイドラインが新しくなり、「ガイドライン2015」(以下、G2015など)として発表されました。5年に1回改訂されており、初めて発表された「ガイドライン2000」のあと、3回目の改定となります。
救命救急講習を受講すると、倒れている人に声をかけ、自発呼吸の確認をして、呼吸していなければ胸骨圧迫、いわゆる心臓マッサージを開始するように教えてくれます。さらに、必要であればAED(自動体外式除細動器)を用いて心臓の痙攣(けいれん)を取り除くことになります。
この一連の流れの中で、G2010では1分間に100回以上の胸骨圧迫とされていたものが、G2015では100~120回と上限が定められました。
さらに、圧迫の深さが、G2010では5cm以上とされていたものが、G2015では5cm以上6cm以下と変わっています。
最高血圧「120以下に」 米研究所、心臓病リスク低減へ周知
2015/9/14 12:14 日本経済新聞社
【ワシントン=共同】心臓病のリスクを減らすには、最高血圧(収縮期血圧)を「120以下」とすることを目指すべきだとの研究報告を米国立心肺血液研究所が発表した。報告は2017年の公表を目指していたが、一般の人の健康を維持する上で「重大な結論」として、前倒しで周知することを決めた。
日本や世界の多くの高血圧診療指針では「140以上」を高血圧としているが、米メディアによると、米国内では「科学的根拠がない」との不満の声が上がっていたという。今後、各国の高血圧の診断に影響を与える可能性もある。
研究は10~13年、50歳以上で血圧が高い男女約9千人を2つのグループに分け、それぞれ血圧を120以下と140以下に抑える治療をして、その後の経過を比較した。より低く抑えたグループでは、心臓まひや心不全などの割合が3分の1減り、死亡のリスクは約25%減ったという。
ゲーリー・ギボンズ所長は「特に50歳以上の人の命を救うには有益な情報だ」としている。
メタボリックシンドロームを予防しよう 厚生労働省
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)をご存じですか?メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、脂質異常、高血圧が引き起こされる状態で、それぞれが重複した場合は命にかかわる病気を招くこともあります。ただし、食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣の積み重ねが原因となって起こるため、生活習慣の改善によって、予防・改善できます。
さあ、あなたも今日から生活習慣の改善を始め、メタボリックシンドロームを予防しましょう。
監修/財団法人 循環器病研究振興財団
先日、発注しました。年々、新しくなる薬剤。何はともあれ、コレがないとはじまりませんね
こどもに「心臓手術が必要」と言われた家族の不安を少しでも和らげるために、病気について理解できるように、心臓の働きなど基本的な話、疾患・手術について、入院から退院までの流れなどを説明。イラスト中心のやさしい解説で、患者説明にそのまま使うこともできる。
内容紹介
心臓手術患者の周術期管理について、手術成功の根幹とも言える呼吸や循環に関する病態生理などの基礎知識を含め、コンパクトかつ簡便に解説するテキスト。患者の診断や術前評価から、術中・術後の管理にいたるまでを経時的に扱い、呼吸管理や心臓血管管理などの重要項目は章を独立させて深く掘り下げる。イラストや表などが適宜挿入され、箇条書きスタイルの簡潔な文章で読みやすい。心臓外科チームのスタッフが共有すべき患者ケアのスタンダードを示す。
著者について
天野 篤:順天堂大学医学部心臓血管外科教授
心臓血管外科の術後管理、周術期管理、ICU、CCU集中治療室管理は、気を遣うし、難しいですよね。
術中の水分バランス、急性心不全、末梢循環不全、呼吸不全が、複雑に関係し、血圧、心係数、尿量、体温の変化を常に確認し、輸液量、カテコラミン、血管拡張薬、利尿剤を、上手にタイミング良く使用して、その投与量を調節する必要があります。
適切に管理すると、人工呼吸器の気管内挿管チューブの早期抜管、早期リハビリ開始が可能となり、早期退院につながります。
悩める心臓血管外科医ローテーターに、少しだけ術後管理のコツとヒントをお教えします。
1)術直後、手足が冷たいとき
末梢血管抵抗が高くなっています。手足は冷たく、血圧は不安定。利尿剤はまだ使わずに、術中残血、輸血、アルブミン製剤を急速補液できる準備をしておきましょう。
末梢血管抵抗が急に下がり、末梢が開き、急に血圧低下を来す事があります。
2)末梢血管抵抗が下がり、手足がポカポカ
術中水分バランス、急速補液で、体の中の水分量が増加しています。人工呼吸器の気管内挿管チューブの早期抜管に向けて、利尿剤を使って、マイナスバランスにしていきましょう。
基本の補液量は、通常の40%程度で維持していきましょう。
上手に管理すると、集中治療から早期離脱できます。早期離脱できないときには、ゆっくりと腰を据えて。
頑張ってください。
地方の心臓血管外科手術ーもうひとつのチーム・メディカルドラゴンー
不眠症は心臓発作リスクを高める
(HealthDay News 10月24日)
夜間に良い睡眠がとれない人では心臓発作リスクも高いことが、ノルウェーの研究者らによって示された。不眠症と心臓発作リスク増大とのつながりは明らかでないが、睡眠障害は心臓発作のリスクファクター(危険因子)となりうる血圧や炎症に影響を及ぼす可能性がある。
ノルウェー科学技術大学(トロンヘイム)内科医のLars Erik Laugsand氏は、「不眠症の症状は一般的であり治療はかなり容易であるため、不眠症と心臓発作のつながりを認識し、睡眠障害の有無を医師と話し合うことが重要である。この知見はまだ関連を示すに過ぎず、因果関係は証明されていない。これを確認し、関連性の背後にあるメカニズムを明らかにするにはさらなる研究が必要である」と述べている。
米国心臓協会(AHA)発行の医学誌「Circulation(循環)」オンライン版に10月24日掲載された今回の研究で、同氏らは、1995~1997年に国民健康調査に参加し、睡眠習慣に関する質問に答えた男女5万3,000人近くのデータを収集。その後の11年間に最初の心臓発作を経験した2,400人近くを特定した。
研究の結果、ほぼ毎日、寝つきが悪い(入眠障害)人の心臓発作リスクはそうでない人に比べて45%高く、睡眠が維持できない(睡眠維持障害)人はそうでない人に比べて30%、夜間の睡眠後に寝覚めがすっきりしない人はそうでない人に比べて27%高かった。同氏らは不眠症の原因となる抑うつや不安、年齢、性別、配偶者の有無、学歴、血圧、コレステロール、糖尿病、体重、運動、交代勤務について統計学的な方法で考慮した結果、一般集団の33%に1つ以上の不眠症状が認められた。
以前のより小規模な研究では、高血圧と心臓発作と同様、心疾患と不眠症につながりがあることが示されている。同氏らは「今回の研究には、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を考慮していないこと、日照時間と睡眠パターンの相違からこの結果が米国には当てはまらない可能性がある-という2つの重要な限界がある」と指摘している。
米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のGregg Fonarow博士は、「これまでの研究結果は様々であり、今回の知見を確認し、関与すると思われるメカニズムを模索し、不眠症に有効な介入が急性心筋梗塞(AMI)リスクを低減するかを調べるにはさらなる研究が必要である」という。別の専門家は「体内のすべての代謝プロセスが概日(サーカディアン)リズムに支配されていることにより、この知見の説明がつく可能性がある」と述べている。(HealthDay News 10月24日)
エパデールS 持田製薬
1.閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善。
2.高脂血症。
EPAが注目された理由
◆EPAの有用性の発見は、グリーンランドの疫学調査から
アザラシなどの海棲類を主食としていたグリーンランドの先住民族イヌイットは、心血管系疾患による死亡率がデンマークの白人に比べて非常に低いことが、1970年代の疫学調査により認められていました。さらに、イヌイットでは魚やアザラシの脂肪に多く含まれるイコサペント酸(EPA)が血中に多く含まれていることがわかり、脂肪酸が注目されはじめました。 これらの疫学調査から、EPAを多く摂取することにより、心血管系疾患を予防できることが示唆されました。
◆日本の疫学調査でも、EPAの有用性が示された
日本においても、魚を多食する食事習慣と心血管疾患の発症頻度に関して、千葉県と京都府で疫学調査が行われています。
・千葉県で行われた疫学調査
千葉県の沿岸漁業地域と内陸部の都市近郊農業地域において、3年間にわたる疫学調査が行われました。
まず、漁業地域と農業地域における魚の摂取量が比較検討されました。1日平均魚介類摂取量およびEPA摂取量は、漁業地域において明らかに高値でした。
・京都府で行われた疫学調査(久美浜Study)
京都府京丹後市久美浜町の漁業地域、農業地域、商業地域において、4年間にわたり疫学調査が行われました。
健康診断受診者、通院患者における心血管疾患発症について比較検討したところ、商業地域、農業地域に比べて漁業地域では、負荷心電図陽性率、狭心症発症率が有意に低く、心筋梗塞発症率も少ないという結果が得られました。
◆EPAがもつ薬理作用
EPAは「動脈の弾力性保持作用」「血清脂質改善作用」「血小板凝集抑制作用」などのさまざまな薬理作用を有します。
これら多彩な薬理作用が、動脈硬化性疾患の進展を抑えます。
コメント:
様々なEPAサプリメントが市販れています。
1.閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感。
2.高脂血症。
を有する方は、保険が適用され、高純度のEPA製剤エパデールSを使用することができます。
循環器病の診断と治療に関するガイドライン
循環器疾患に関するガイドラインをご紹介します。日本のどこで治療を受けても、スタンダードで標準的な治療が受けられることが特別でない、そんな日が訪れることを望みます。
日本循環器学会学術委員会合同研究班では、我が国の循環器疾患の特徴や医療の実情に即した独自のガイドライン作成を目的として、1998年度から「循環器病の診断と治療に関するガイドライン」の作成を開始しました。2009年度までに46のガイドラインが策定され、順次Circulation JournalのSupplementとして誌上及び会員限定のホームページ上で公表しています。それぞれのガイドラインには,テーマとなった循環器疾患の診断,管理,予防に関して,現段階において我が国で一般に認められ,標準化すべき内容が網羅されており,実地診療に大いに役立つものと期待しています。
学会の社会貢献の一環として、これらのガイドラインを多くの医学・医療従事者に公開することは大変意義のあることと考え、この度、学会の一般向けホームページで公開することとなりました。
ガイドラインの目的は標準的な診療情報の提供であり,個々の症例における臨床的診断の決定・責任は医師と患者にあることを改めてご認識いただいた上で、「循環器病の診断・治療ガイドライン」を実地診療に活用いただき、大いに役立てていただくことを期待しています。
心臓血管外科をテーマにしたお話を載せました。
今回は、急性大動脈解離の緊急手術を縦糸に、心臓外科医の業務を横糸に取り上げてみました。
興味のある人は、読んでみてください。
心臓血管外科-ほぼノンフィクションー
平成21年2月26日 安曇野ハート倶楽部に出席させていただきました。
降圧剤の説明の後、
「心電図異常を呈した限局性の肥大型心筋症」、
「左鎖骨下動脈盗血症候群のカテーテル治療」、
「強皮症、間質性肺炎、深部静脈血栓症に対する下大静脈フィルター」
の症例の発表を勉強させていただきました。
明日から、天候は崩れ、雨または雪になる予報です。今週末は、安曇野市では、花粉の飛散は少ない予想です。
今週は、雨の日が多く、肌寒く感じます。
今日、2月25日は、体調を崩した方が多くいました。
インフルエンザA型(穂高北小、有明保育園など)
感染性胃腸炎(成人、嘔吐症)
急性上気道炎
花粉症、アレルギー性鼻炎
の人が受診しました。春に向けて、体調管理、健康管理に気をつけるようにしましょう。
生活習慣病(高血圧症、高脂血症、高コレステロール血症、糖尿病)、肥満、メタボリックシンドロームの方も通院してくれています。春の農作業が始まる前に、体調を整えていくようにしましょう。
長野県 インフルエンザ情報では、総数は減少していますが、伊那市幼稚園、長野市小学校で学級閉鎖がまだ続いています。もうしばらく、注意しましょう。
第14回 安曇野循環器研究会に参加させていただきました。
米倉安曇野市医師会長の挨拶をはじめ、
安曇野赤十字病院 循環器科 木下副院長
循環器科 内川医師の座長で、
相沢病院 循環器科 櫻井医師、「320列CT 冠動脈撮影」
心臓血管外科 鈴木医師、「左室自由壁破裂」
信州大学医学部 循環器科 池田宇一教授
「心筋梗塞の予防と治療」
等の講演を聴かせていただきました。
急性冠症候群(不安定狭心症、急性心筋梗塞)には、迅速なカテーテル治療が必要です。
(信州大学医学部付属病院 胸痛センター電話 0263-37-3199(24時間対応)
胸痛センターのウェブページ
安曇野赤十字病院 救急部-循環器科電話 0263-72-3170
では、24時間体制で、対応しています。)
心筋梗塞の1次予防、2次予防には、生活習慣病、メタボリックシンドロームの改善、治療が必要です。
抗血小板療法としてのアスピリン
高脂血症治療薬のスタチン、
ライフスタイルの改善
食事、
運動、
禁煙、
ストレス回避
の重要性を、改めて、再認識させていただき、大変、勉強になりました。
信濃毎日新聞
飯田市立病院、心臓血管手術再開へ
1月21日(水) のダイジェスト版記事一覧
飯田市立病院は20日、専任医師が不在だった心臓血管外科に2月から医師の着任が決まったとして、07年から休止していた手術を再開すると明らかにした。休止の間は手術が必要な患者を松本市や諏訪地方、名古屋市などに搬送しており、再開は地域の課題になっていた。
同病院によると、着任するのは松本協立病院(松本市)の40代男性医師。信大病院(同)に在籍経験があり、今回も信大側の協力で移籍が実現したという。
コメント:
私が心臓手術を辞めてから閉鎖していた飯田市立病院の心臓血管外科に一人増員されました。信大病院時代の先輩で、手術が上手く、手術時間も短く、術後管理もシンプルかつ適切であり、様々なことを学ばせていただきました。目標としていた心臓外科医の一人です。
飯田市立病院は8年間に渡り心臓血管外科医長として勤務させていただいた思い出深い施設です。
北信地方の同期の心臓血管外科医からも、信州大学への異動・再編の連絡がありました。
術前、手術、術後管理、緊急手術のコーディネイトから、集中治療室の管理、外来での管理まで、一人で行うことは体力的にも精神的にも非常にエネルギーが必要です。
経営母体の違う施設間でのマンパワーの集約と、地域間での施設偏在の問題は、バランスが難しく、現在の医療費削減による医療崩壊の根源にもつながる複雑で難しい問題です。今回の心臓血管外科の再編を英断された信州大学、ならびに各施設、心臓外科に携わる全ての医療スタッフ、さらにはそのご家族、地域住民の皆様にエールを送りたいと思います。
いずれの施設においても、周囲のサポート体制の拡充と共に、お体を壊されることがないよう、今後の益々のご活躍を陰ながらお祈りいたします。
閉塞性動脈硬化症とは、
足の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、つまったりして、充分な血流が保てなくなる病気です。そのため、血液の流れが悪くなり、歩行時に足のしびれ、痛み、冷たさを感じます。さらに進行すると、安静時にも症状が現れることがあります。
症状としては、以下のようなものがあります。
1)足のしびれ、冷感
2)間欠性跛行
3)安静時疼痛
4)びらん、潰瘍、壊死
これから、寒くなると、下肢の血流が低下し、症状が悪化する方もいますので、注意が必要です。
国立循環器病センター 循環器病情報サービス 閉塞性動脈硬化症
足の動脈硬化 閉塞性動脈硬化症情報サイト 科研製薬株式会社
コレステロール甘くみない!!!
アステラス ファイザー
コレステロールが高いといわれたことのある方、健診結果を見ながら、動脈硬化性疾患の危険因子と管理目標値をチェックしてみましょう。
10年後の心臓病での死亡リスク評価チャート
健康診断の結果をお手元に、セルフチェックを行ってください。
動脈硬化のメカニズムがわかる!
多くの方にとって自分のLDL(悪玉)コレステロール値を知る機会は、健康診断です。検査結果をご覧になって、自分のLDLコレステロールの値を確認されていますか?☆印など、異常マークがついていたりしませんか?あなたのLDLコレステロール値を確認してみましょう!140mg/dL以上なら要注意です。
徳光和夫さんが、自身の闘病体験をもとにLDLコレステロール管理の重要性、病医院受診の必要性を語るCMがテレビでながれていますね。
徳光和夫さんの動画配信コーナー
徳光和夫
2001年6月8日、急性心筋梗塞に突然襲われる。
緊急手術で一命をとりとめ、約1ヶ月の入院ののち退院。
現在もコレステロールの管理を続けている。
石原裕次郎さん、加藤茶さんは、大動脈解離でしたね。
ミスターチルドレンの桜井和寿さんは、2002年7月、小脳梗塞。
西城秀樹さん、ミスタージャイアンツ長嶋茂雄さんは、脳梗塞でした。
動脈硬化は、自覚症状がないため、サイレントキラーと呼ばれており、ある日突然、重大な疾患を引き起こします。日頃から、生活習慣病、メタボリックシンドロームのケアを行いましょう。
コレステロール甘くみない!!!
アステラス ファイザー
平成20年10月30日、安曇野市医師会にて
平成20年度第1回安曇野市医師会特定検診遂行PT委員会が
開催されました。
主に集団検診、個別検診についての話がありました。
安曇野市国保特定検診(集団検診)は、6月から始まり、10月に終わりました。安曇野市では、受診率26%を目標としていましたが、わずかに少ない24%でした。
特に40歳~65歳の年代の受診率は18%であり、生活習慣病・メタボリックシンドロームの早期発見のために、この年代での受診率の増加が望まれます。
安曇野市国保特定検診(個別検診)が
平成20年12月1日から平成21年1月31日まで
40歳以上65歳までの国保被保険者で、
特定検診の集団検診を申し込んだもののうち未受診であった人
が、対象となります。
安曇野市 穂高ハートクリニックでは、国保、社保等の個別検診を受け付けています。お電話にて問い合わせの上、受診券・問診票・保険証を持参してください。
生活習慣病・メタボリックシンドロームを予防し、早期発見、早期治療に心がけ、動脈硬化から心臓血管病にかからないようにしていきましょう。
安曇野市 穂高ハートクリニックの太田です。
心臓血管外科手術においては、その術前管理、手術中、術後ICU(集中治療室)管理、術後病棟管理、外来において、患者、その家族を含めて、各職種間での連携、人間関係が非常に大切になってきます。
たとえば、循環器科医師、臨床検査スタッフ、放射線科読影医、麻酔科医師、ICU看護師、リハビリテーション科スタッフ、病棟看護師、医療事務、外来看護師、栄養科スタッフ などなど・・・・・
糖尿病合併時の内分泌内科医師、腎不全の時の透析センター医師、呼吸不全の際の呼吸器科医師、脳・神経障害の際の神経内科医師などなど・・・・・
そのほか、普段の業務を支えてくれた庶務課の方々・・・・・
大変、お世話になりました。退職の時には、十分な感謝の気持ちを表すことが出来ませんでした。改めて、お礼を申し上げます。
ドラマ「医龍2」においては、主人公だけではなく、麻酔科医師、人工心肺装置を管理する臨床工学師、その他のスタッフにも光が当てられていました。そういった意味では、大変、興味深いドラマだったと思います。
今となっては、心臓血管外科手術は、良い思い出であり、貴重な経験をさせていただきました。
前職の時の、手術について書きますと、心臓血管外科手術が無事に終了出来るためには、関係各位の努力と協力が無ければ出来ません。すべてのスタッフに感謝しております。
多くのスタッフのなかでも、特に、麻酔科 Y田医師、人工心肺装置(体外循環、心肺バイパス)を管理してくれた臨床工学師 O川技師との、息のあった術中管理は、経験した数多くの心臓血管外科手術のなかでも、大変すばらしかったと思います。
循環血液量、末梢血管抵抗、体温管理、血管拡張薬、強心剤の管理が的確であり、手術時間を短縮し、患者にかかる負担、侵襲を低減させることができました。
同じチームとして、何年間も、手術を繰り返し繰り返し行ってきたことが、良かったと考えています。
地方病院の小さなチームでしたが、胸を張って誇れるチームであったと信じています。
お二人の今後の益々のご活躍を期待してやみません。大変、有り難うございました。
2008/9/30
安曇野市医師会 学術講演会として
安曇野赤十字病院 循環器科部長 内川慎一郎先生の講演がありました。
「慢性心不全の診断と治療」
系統だってまとめられ、わかりやすく、かつ、重要なお話を聞くことができて、大変、有意義なものでした。
内川医師とは、高校時代、同級生であり、
信大病院で、彼は循環器科医、私は心臓外科医として一緒に働いたこともあったのですが、ここしばらく、なかなか会うことが出来ませんでした。
久しぶりの再会をうれしく思います。
近日中の再会を約束して、別れてきました。
また、
2008/10/5
安曇野市総合防災訓練、災害時医療救護活動に参加させていただきます。
最近、心臓血管外科医が主人公になるドラマが、増えてきましたね。
古い記憶では、タイトルを忘れてしまいましたが、
中村雅俊、火野正平の2時間ドラマ
織田祐二の「振り返れば奴がいる」でも、一瞬、心臓手術(大動脈の手術だったかな?)がでてきました。
「医龍メディカルドラゴン」、「医竜メディカルドラゴン2」は、記憶に新しいところです。
「チーム・バチスタの栄光」がドラマ化されるようですね。
・・・・・どのドラマも、現場からすれば、つっこみどころが数多くありますが・・・・
そういえば、昔、バチスタ手術のバチスタ教授が、信州 松本に講演に来たときに、一緒に食事をさせていただきました。
最近は、ドクターヘリのドラマもありましたね。
ドクターヘリ(佐久)、
防災ヘリ「アルプス」(松本)
にも、それぞれ数回、患者搬送で同乗させていただいたり、
緊急搬送で緊急手術をさせていただいたこともありました。
2008/9/29 信州大学医学部 循環器科の循環器連携パス勉強会に出席させていただきました。
2008/9/1から、信州大学医学部付属病院 高度救命救急センター内に、
24時間対応の胸痛センター(Chest Pain Center ;CPC)が出来ました。
胸痛のコンビニエンスストアとして、気軽に受診できるようになったとのことでした。
胸痛があった時、当日受診したい場合は,
高度救命救急センター内、胸痛センター
電話番号0263-37-2222
に連絡できます。
直接、連絡出来ない場合は、診療所、病院から、連絡を取りますので、当院にご連絡ください。
日本人の三大死因は、がん、心臓病、脳卒中ですが、そのうち心臓病と脳卒中は、動脈硬化が要因となる病気です。メタボリックシンドロームになると、糖尿病、高血圧症、高脂血症の一歩手前の段階でも、これらが内臓脂肪型肥満をベースに複数重なることによって、動脈硬化を進行させ、ひいては心臓病や脳卒中といった命にかかわる病気を急速に招きます。
メタボリックシンドロームによって引き起こされる病気の発症の危険性は、危険因子の数と大きくかかわっており、危険因子の数が多くなるほど危険度は高まります。例えば心臓病の場合、危険因子がない人の危険度を1とすると、危険因子を1つもっている場合は5.1倍、2つもっている場合は5.8倍、3~4個もっている場合では危険度は急激に上昇し、なんと35.8倍にもなります。
動脈硬化による疾患・病気について紹介していこうと思います。
動脈の閉塞によるものと、破裂による出血があります。
頭 :脳梗塞、脳出血、脳卒中
心臓:心筋梗塞、狭心症、虚血性心疾患
腎臓:腎梗塞、糖尿病性腎不全
四肢:閉塞性動脈硬化症、急性四肢虚血、急性動脈閉塞
大動脈:胸部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、腹部大動脈瘤
急性大動脈解離
など、動脈硬化による疾患は、いったん症状が出現すると急激に悪化したり、生命の危機になることがあります。
循環器病情報サービス 国立循環器病センター
現在、無症状であっても、生活習慣病(高血圧症、高脂血症、高コレステロール血症、高尿酸血症、糖尿病)、メタボリックシンドローム、メタボ検診で予備軍と診断された場合は、早め早めに予防していきましょう。
10年後、20年後の生活に響いてくると考えられます。
生活習慣を改善しよう!!
安曇野市 穂高ハートクリニックの医院のブログにて、前回、メタボリックシンドロームについて、厚労省ウェブページの紹介をしましたが、今回からは実践編になります。
安曇野市 穂高ハートクリニック 内科・外科・小児科(医院 無床診療所)
あづみ野心臓血管病センター
では、各種検診を行っています。
先日は、安曇野市穂高有明の大成測量設計(株)の皆様が検診に来てくださいました。
大変有り難うございました。
いよいよ特定検診が始まりましたね。
特定検診は、メタボ検診ともいわれています。
安曇野市特定検診についてはこちらを参照してください。
内臓脂肪はどうしたら減らせるの?
内臓脂肪は皮下脂肪と比べて、たまりやすく減りやすいという特徴があります。メタボリックシンドロームのベースとなっている内臓脂肪は、ためる原因となっている食べ過ぎや運動不足などの不健康な生活習慣を改善することで減らせます。今日から内臓脂肪をためない生活習慣を心掛けましょう。
あなたの生活習慣をチェックしよう!
20歳のときの体重から10kg以上増加している。
1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施していない。
日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施していない。
同世代の同性と比較して歩く速度が遅い。
この1年間で体重の増減が±3kg以上あった。
早食い・ドカ食い・ながら食いが多い。
就寝前の2時間以内に夕食をとることが週に3回以上ある。
夜食や間食が多い。
朝食を抜くことが多い。
ほぼ毎日アルコール飲料を飲む。
現在、たばこを習慣的に吸っている。
(※「現在、習慣的に喫煙している者」とは、「これまで合計100本以上、または6カ月以上吸っている者」であり、最近1カ月間も毎日、またはときどき吸っている者)
睡眠で休養が得られていない。
「はい」と答えた項目が多いほど、メタボリックシンドロームになりやすい生活習慣を送っています。
1に運動 運動習慣を徹底しよう
内臓脂肪を減らすためには、日頃から体を動かす習慣を身につけておくことが大切です。活発な身体活動を行うと、消費エネルギーが増えたり、身体機能が活性化したりすることにより、血糖や脂質がたくさん消費されるようになり、内臓脂肪が減少しやすくなります。その結果、血糖値や脂質異常、高血圧が改善されて生活習慣病の予防につながります。
また、運動によって消費エネルギーが増加し、体力が向上すると、生活習慣病にかかりにくくなります。さらに、転びにくくなるなどの効果や、転倒によって骨折し、介護が必要となることを防ぐ効果もあります。
2に食事 食生活を改善しよう
食べ過ぎや欠食などの乱れた食生活は、内臓脂肪をためる原因になります。これを防ぐためには、食生活の改善が欠かせません。バランスのとれた適切な量の食事を心掛けるとともに、食事をする時間や食べ方などにも注意し、1日3食規則正しく食べましょう。
バランスの良い食生活を実践するための目安として「食事バランスガイド」が示されています。
しっかり禁煙 禁煙を実行しよう
「百害あって一利なし」といわれるたばこは、多くの有害物質を含み、健康にさまざまな悪影響をおよぼします。喫煙は、がんにかかりやすくするだけでなく、動脈硬化を進行させ、脳卒中や虚血性心疾患のリスクも高めます。
メタボリックシンドロームの予防には、禁煙を実行しましょう。禁煙には、本人の努力だけでなく、まわりの人のサポートも大切です。
たばこの害は、肺がんをはじめとして、咽頭がん、食道がん、胃がんなど多くのがんや、脳卒中、虚血性心疾患、歯周病、さらには生まれてくる子供への影響など、数え上げればきりがないほどです。たばこの害は、吸う人はもちろん、吸わない人にもおよびます。
たばこが健康に悪いと思っていながらもやめられないのは、たばこはニコチン依存と心理的依存の2種類の依存を生むからです。ニコチン依存は、たばこ煙に含まれているニコチンという依存性薬物への依存です。心理的依存は、たばこを吸うことが日常生活の中に組み込まれ、習慣化した状態の依存です。
最後にクスリ クスリによるコントロールは適切に
すでに、糖尿病や高血圧症、高脂血症になっている場合には、生活習慣の改善に加えて、薬によるコントロールが必要なこともあります。治療で必要な薬は医師と相談の上で適切に使用しましょう。「薬を飲めば安心」ではなく、生活習慣の改善をあわせて行うことが大切です。
現在、薬を使用している人で、症状が出なくなったり、検査値が良くなってきた場合や、薬が合わないと感じた場合なども、勝手に薬の使用を中止してはいけません。必ず医師と相談しましょう。また、おくすり手帳で自分が飲んでいる薬がわかるように管理しましょう。
参考:メタボリックシンドロームを予防しよう
監修/財団法人 循環器病研究振興財団
メタボリックシンドロームを予防しよう。
特定検診が始まり、
メタボリックシンドローム
生活習慣病
は、その予備軍まで含めると、大多数の人が指摘されてしまうかもしれませんね。
以下に厚生労働省、循環器病研究振興財団の記事を載せます。
→メタボリックシンドロームを予防しよう
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)をご存じですか?
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、脂質異常、高血圧が引き起こされる状態で、それぞれが重複した場合は命にかかわる病気を招くこともあります。ただし、食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣の積み重ねが原因となって起こるため、生活習慣の改善によって、予防・改善できます。
さあ、あなたも今日から生活習慣の改善を始め、メタボリックシンドロームを予防しましょう。
メタボリックシンドロームってなに?
糖尿病などの生活習慣病は、それぞれの病気が別々に進行するのではなく、おなかのまわりの内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満が大きくかかわるものであることがわかってきました。
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病や高血圧症、高脂血症といった生活習慣病を併発しやすくなってしまうのです。しかも、「血糖値がちょっと高め」「血圧がちょっと高め」といった、まだ病気とは診断されない予備群でも、併発することで、動脈硬化が急速に進行します。
メタボリックシンドロームはどうして危険なの?
日本人の三大死因は、がん、心臓病、脳卒中ですが、そのうち心臓病と脳卒中は、動脈硬化が要因となる病気です。メタボリックシンドロームになると、糖尿病、高血圧症、高脂血症の一歩手前の段階でも、これらが内臓脂肪型肥満をベースに複数重なることによって、動脈硬化を進行させ、ひいては心臓病や脳卒中といった命にかかわる病気を急速に招きます。
メタボリックシンドロームによって引き起こされる病気の発症の危険性は、危険因子の数と大きくかかわっており、危険因子の数が多くなるほど危険度は高まります。例えば心臓病の場合、危険因子がない人の危険度を1とすると、危険因子を1つもっている場合は5.1倍、2つもっている場合は5.8倍、3~4個もっている場合では危険度は急激に上昇し、なんと35.8倍にもなります。
メタボリックシンドロームの診断基準となる4つの項目の数値をチェックしましょう。
腹囲
男性 85cm以上
女性 90cm以上
中性脂肪 150mg/dL以上
HDLコレステロール 40mg/dL未満
のいずれかまたは両方
最高(収縮期)血圧 130mmHg以上
最低(拡張期)血圧 85mmHg以上
空腹時血糖値 110mg/dL以上
のいずれかまたは両方
不整脈の一つである心房細動の方や、
心臓弁膜症で、心臓手術を受け、人工弁の置換術を行った方は、
ワーファリンによる抗凝固療法が必要となります。
ワーファリン関連情報:エーザイ
心臓弁膜症:
大動脈弁閉鎖不全症 大動脈弁逆流症
大動脈弁狭窄症
僧帽弁閉鎖不全症 僧帽弁逆流症
僧帽弁狭窄症
連合弁膜症
など
これは、心臓内の血栓を形成を予防するために必要となります。
血栓による脳梗塞、脳卒中を予防するために、ワーファリンは規則正しく内服するようにしましょう。
血栓とは?
ビタミンKは、ワーファリンの作用を打ち消すように働きます。
ビタミンKを多く含む食品、特に納豆は、ワーファリン内服中は食べてはいけません。
また、ワーファリンが体に多すぎると、出血の際に凝固されなく、大量出血になってしまいます。
例として
無症候性の消化管出血
頭部打撲による硬膜下血腫
脳出血
などの重症化があります。
定期的に血液凝固検査を受け、ワーファリンの量を適正にコントロールする必要があります。飲み忘れに注意しながら、適切に内服してください。
ワーファリンを服用される患者さまへ(エーザイ)
ワーファリン01
ワーファリン02
ワーファリン03
ワーファリン04
ワーファリン05
ワーファリン06
参考:ワーファリンの正しい飲み方 国立循環器病センター
循環器病情報サービス 国立循環器病センター
長野県では、健康増進計画「健康グレードアップ21」を行っています。
→長野県健康増進計画「健康グレードアップ21」
少子・高齢化の進行する21世紀にあっては、一人ひとりがすくすくとのびやかに育ち、はつらつと生きがいを持って働き、稔り豊かな充実した人生を、ここ長野県の地でまっとうすることができることが大切になります。そのために、よりグレードの高い「健康長寿県ながの」が実現することを目指した計画です。
脳卒中や虚血性心疾患は、主要な死因であるとともに、脳卒中は「寝たきり」の主要な要因でもあり、発症による日常生活動作能力(ADL)の低下とそれに伴う社会的な負担が増大します。罹患者や死亡者を減らすことと、それにより寝たきりの人や後遺症に悩む人を減らすことが重要な課題です。そのためには、その発症に深く関与している食生活・運動習慣・喫煙等の生活習慣の改善などの一次予防が重要であります。
今後、ますます生活習慣病(肥満、高血圧、高脂血症(高コレステロール血症)、高尿酸血症、糖尿病)の予防とその治療が、より重要となってきます。
穂高ハートクリニック
診療科目:内科、外科、小児科
診察内容:
心臓血管病、ワーファリンケア、
生活習慣病、メタボリックシンドローム
(高血圧,高脂血症,糖尿病,高尿酸血症)
特定検診
予防接種
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