レシピ
山葵と聞けば、「辛い」とすぐきますが、辛味を出すにはコツがあります。
私の方法に挑戦してみましょう。
山葵は捨てるところがありません。(山葵の根は、粕漬けにしますが、それは後で紹介します。)
スーパー等には、花芽だけが売っています。
● 材料
山葵の花芽
塩(花芽の量にもよりますが塩は適量です。)
砂糖
● 作り方
① 山葵の花芽は、洗って、3センチ程に切ります。
② 氷水を作ります。
③ ①をボールに入れ、熱湯を回しが消します。
④ 素早く③をザルに入れ②に浸け熱を取ります。
⑤ ④をボールに移し、塩1に対し砂糖2の割合で、山葵に振りかけ揉みます。
⑥ 青汁が出たら、水をかけ洗い流す。
⑦ 素早く水を切って保存瓶に入れ、冷蔵庫で3時間寝かせます。
わが社の料理研修で実習した餃子の作り方を紹介します。
もやしとピーマンの餃子
● 材料(4人分)
もやし 200g
ピーマン 160g
ニンニク 2かけ
塩 小さじ1/2
餃子の皮 20枚
ゴマ油 適量
水 100cc
A
生姜(おろしたもの) 小さじ1と1/3
醤油 小さじ3
片栗粉 大さじ6
● 作り方
① もやしとピーマンは、粗めのみじん切りにし、ボウルに入れて、塩を混ぜ3分程度置いたら手で
揉んで水を切る。
② ボウルに①(もやし、ピーマン)とニンニク、Aを入れて混ぜ、餃子の皮1枚にティースプーン1杯
分ずつ種を包み、同じように20個作る。
③ フライパンにごま油を熱して②の餃子を並べ、水を注いで蓋をして強火にかける。
水分が飛んだら蓋を取りパリッと焼き上げる。
山では、熊や鹿などの食料が不作です。そのため、里へ降りてきては農作物を荒らします。
今年はそんな年です。
被害に遭わないうちに干し柿作りはいかがでしょうか?
1・収 穫 11月上旬頃、皮が赤橙色になり、艶が出て蔕は、果面から反り返った状態になった頃。
2・追 熟 3日くらい・・・・・・干し柿色や肉質が良くなる。
3・皮むき 衛生に注意しながら、ステンレス製の刃物で皮を剥く。
4・連作り ナイロン製の太めに糸で、果実が触れないように吊るす。
5・硫黄薫蒸 カビ防止、果実をあめ色に仕上げるためにする。
平核無:硫黄華20g・15分薫蒸 蜂屋:硫黄華30g・30分薫蒸
6・乾 燥 風通しがよく、日当たりの良い場所でする。最初10日位は、黒寒冷紗で直射日光に当て
ない。
7・取込み 皮むき後の重量が、1/3位になり、柿の内部が硬めの羊羹のような状態になったとき。
取り込みまでの間に、時々やさしく柿もみする。
8・保 管 菓子箱などに入れ、和紙や綺麗なわら等を敷いて保管する。
茸がたくさん採れて処分に困った時や、長く保存したいときは、冷凍にしますが、漬物にして食べるのも結構良いものです。
マツタケは採れる年に沢山冷凍し、いつでも使えるようにします。
挑戦してみましょう。
茸のたまり漬け
● 材料
しいたけ 200g
本シメジ 200g
エノキダケ 200g
赤トウガラシ 1本
昆布 10cc
茸なら何でもいい(椎茸・本シメジ・ウラベニホテイシメジ・アイシメジ・ムラサキシメジ・ショウゲ
ンジ・ハツタケ・ナメコ等600g)
● 漬け汁
醤油 カップ 1/2
砂糖 大さじ 1
みりん 大さじ 3
酒 大さじ 2
1 茸は、それぞれ石づきを取る。熱湯をかけて洗う。熱湯にエノキダケ・シメジ・椎茸の順に入れて
さっと茹でる。
2 椎茸は、軸と傘に切り分け、それぞれ半分又は一口大に切る。エノキダケは、長さを半分に切り、
シメジは4~5本の小房に分ける。
3 漬け汁の調味料をひと煮たちさせて、調味料を煮溶かし、赤トウガラシと細切り昆布を加える。
4 2の茸を漬物の器に入れ、熱い3の漬け汁を回し入れて混ぜる。
5 ねじをきつく締めて漬ける。30分ほどしたら、うまみが均一に回るように箸でかき混ぜ、ふたを浮
かせて1時間ほどおいて味を含ませる。又ねじを締めて漬ける。
6 翌日、茸から水分が出て漬け汁が上がったら、鍋に汁を移し火にかけ、あくを取って弱火で半量
になるまで煮詰める。
汁を完全に冷まして、再び容器に戻し、1時間以上漬けると味がなじんで美味しくなる。
残りは冷蔵庫に移して10日ほどで食べきる。
マツタケを沢山採った方、沢山貰った方は、このようにしたらどうでしょうか。
① 洗ったり切ったりしないで、土の付いたままラップに包み、冷凍保存用の袋に入れて冷凍庫へ。
4~5年はもちます。冷凍することで、香りや旨味が増すような気がします。
② 食べる時は、凍っているうちに素早く洗いますが、軸や傘の茶色の部分を取らないようにします。
石づきのところは、砂や石が付いているので、爪でかくようにして洗います。
③ 料理をするときは、解凍してはいけません。
凍っているうちに切り、料理します。
解凍すると、茸の香りや旨味が流れ出てしまいます。
天ぷらにするときは、凍っているうちに揚げます。