こんにちは。
コダマです。
先日、塩尻市片丘にて「太陽熱温水器」の取り付け工事をしてきました。
最近では屋根の上に乗せるといえば太陽光発電の方が主流で、太陽熱温水器はワタクシも久しぶりにお目にかかりました。
これは集熱板(屋根の上のパネル)で太陽熱を吸収して、その熱を利用してお湯を作るシステムですね。
今から20年ほど前は訪問販売も多く、屋根の上に乗せているお宅をあちこちで目にします。
ただ、ワタクシが聞くかぎりあまり評判はよろしくありませんでした。 (;´∀`)
どこが?というと故障の多さです。
昔よく見かけたタイプは集熱器と蓄熱槽(お湯をためて保温しておくタンク)が一体になっていて、
一緒に屋根の上に乗せるようになっています。
この長野県では冬の寒さも厳しく、夜に配管やタンクが凍結して管が破裂してしまったという話を
よく聞きました。
中には、取り付けた翌日に壊れて数年間ほったらかしにしているという方も。 (´Д⊂
こういった話を多く聞いていたので、お客様から「太陽熱温水器を!」と言われたときにも、
正直「どうかな~?」と思いました。
でも、商品を調べてメーカーなどに話を聞いてみると印象はガラッと変わりましたね!
これはワタクシの勉強不足だったのですが、今の太陽熱温水器には集熱器で吸収した熱を不凍液を循環させて蓄熱槽にお湯をためるようにしたものがあり、冬場でも凍結して管が破裂する心配が無くなりました。
以前に比べて見た目もスッキリ
この集熱器は4㎡のタイプです。
架台ではなく、ワイヤーで固定しています。
蓄熱槽、つまり貯湯タンクです。
これで300㍑のお湯がためられます。
一番光熱費がかかる給湯部分が、太陽熱で賄えるようになれば光熱費はだいぶお得になりますよね。
コストパフォーマンスから考えれば太陽光発電の約半分ほどで施工でき、既存の給湯ボイラーのままシステムを使うことができます。
ecoリフォームといっても、費用のかかる工事も多いですが、太陽熱温水器は費用は抑え目で効果が大きいecoリフォームだと感じましたね。
お客様の使ってみた感想も上々!喜んでいただけてよかったです。 ε-(´∀`*)
まぁ、何にしても太陽の力は偉大ですね!!
それではまた。
コダマでした。
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