こんにちは。
コダマです。
先日のガレージセールの収益を寄付するために「松本赤十字乳児院」へ行ってきました。
乳児院って何だろう?
という方もいるかと思いますが、さまざまな理由でその家庭での養育が困難になった子供を預かる施設です。
ここには0~3才の20人の子供たちがいました。
この施設は松本市の岡田松岡にあるのですが、近所にいながらそういう施設があることすら知りませんでした…。
院長とお会いして寄付金をお渡ししました。
当社社長の松中と院長の前田さんです。
前田さんからはいろいろなお話を伺うことができました。
まずこの施設の運営。
おもに国と地方自治体から出ているそうです。
ただ、その額は決して十分なものではなく、ギリギリの中でやりくりしているそうです。
意外だったのは赤十字の名前が入っていますが、赤十字本部からの資金援助は全く無いそうです…。
よく見かける募金で集まったお金が、こうした施設にも分配されてきていると思っていましたが、ほとんどは海外の復興や災害の救援に充てられるそうです。
突然ですが「福祉」という言葉を聞いて何を連想しますか?
ワタクシは老人介護や医療でした。
それももちろん大事なことですが、これから長い人生が始まる子供たちの対応も大切だと思いました。
特に0~3才の時期というのは最も重要な時期で、この時期に虐待や親の十分な愛情を得られなかった子供は、精神的な失陥を持ってしまうことが多いそうです…。
十分なケアをしてあげたいという理想と、資金や人手不足という現実。
こういう実態を前田さんのお話をうかがって初めて知りました。
「何とかしてあげたいな…」というのが正直な感想でしたね。
また、何か企画を考えよう…。
いろいろ考えさせられる一日でした。
それではまた。
コダマでした。
※4月5日追記です。
施設のしおりをダウンロードできます。
ご興味を持たれましたらこちらからダウンロードしてください。
松本赤十字乳児院のしおり
他にもこの施設では子育て支援事業を行っています。
育児に悩んでいる方は相談することが出来ます。
子育て支援のご案内
職員の皆様は大変な仕事にもかかわらず、子供たちのために一生懸命で、本当に頭が下がる思いでした。
一人でも多くの方にこの施設のこと、理念と取り組みを知っていただければと思います。