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今回も世界史の本です
















『世界の歴史』
著者:マンフレッド・マイ


今回の著者はドイツ人

前回の『若い読者のための世界史』

と前半部分はほぼ同じような内容なのですが

同じ出来事を書くにしても

著者によって微妙に違うのが面白いですね


今回の著者は現在も活躍中の人で

最新版は2005年出版だそうです

当然9.11やその後のアラブ・パレスチナ情勢にも

触れられています


今までワタシの歴史に対する興味は

近代までのヨーロッパに関する事にかなり集中していましたが


この本で詳しく取り上げられている

アメリカの独立前後の話

第1次大戦前後からのロシアからソビエト連邦へ

共産主義国の成り立ち

イスラエル建国やその後のパレスチナ問題



第2次大戦を経て西側諸国が勝ち

冷戦に入り自分たちの陣営に都合がいいように

世界を分割

などなど

このろくでもない西欧諸国たちが築いた

ろくでもない歴史の上に成り立っている

今の私達のこの世界



なぜこんな事になっているのだろう??

と根本的に系統立って

もっと知りたい気にさせられました


それこそざーっくりとした事は誰でも

おぼろげには知っているはずの事ばかりなのですが

こうして改めて通史で見てみると

自分の知っていると思っていたのが

ごくごく断片のそれこそおぼろげな知識ばかり

なのを自覚させられます


身近な近・現代に興味をそれほど示さなかったのはなぜか?

と自分に問いかけてみたくなります

ワタシ的にはおそらく

時代が近い分そのおぼろな知識にリアリティーがありすぎて

目を伏せながらいたように思います

何しろろくでもないですから・・・

ま、近代以前もろくでもないんですけどね・・


それでもやっぱり知らずに済ますわけにはいかない気になってきてます


ボチボチとでもこのあたりも読んでいこうと思っています。。。





 

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