最近出たらしいです
『動的平衡 2』
著者:福岡 伸一
1作目のインパクトが強かっただけに
チョッと歯ごたえがない感じ・・・・
「美は動的な平衡に宿る」と題された
「まえがきにかえて」
が一番面白かったような気がします
生命の隠喩としての水の流れ 渦巻きに関する
記述はいいですね
なんか遠い昔にこんな事感じたことがあったような・・・?
もう一度読み返せばもしかしたら印象も変わるのかも
知れませんが
なんか 仕方なく書いてるというか
余裕がありすぎると言うか
「あとがきにかえて」で
量子論の話が出てきて
ミクロな世界では因果律も成立せず
「私たちの世界は原理的に自由なのです」
自由であらざるを得ない・・
一番過酷な事かも知れません
と、最初と最後が印象に残る
ぼやけた読後感の2作目でした・・・
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