こんばんは
今朝も朝はかなり寒かったですが
昼間はすんごい天気よかったですねえ
市役所からの帰り道あまりに山がきれいだったので
思わず写真撮っちゃいました(携帯で・・)
そう
年に何回か登場するあの場所からの風景です
(ワンパターンですみません)
雪とその下の裾野にかけて
山襞が光に照らされてくっきり!
なぜか
「うお~~っ」
っと叫びたくなるワタシ
ストレスでも溜まってんのかな・・・?
そう言えば梓川でルアーやってる人見かけました
梓川はもう解禁になったんですね
釣りもしたい・・・
春よー
早くこおおい !!
また いわゆる基準の話です
今度はメートル法の話です
長さの単位はいろいろありますが
日本で普通に使われている
「メートル法」
これをちゃんと制定したのがフランス人だったってご存知でしたか?
『万物の尺度を求めて』
著者:ケン・オールダー
よく考えると
いまだにこの「メートル法」以外の単位を使ってない国ってほとんどないんじゃないでしょうか?
欧米でもいまだに「ヤード」や「マイル」なんて普通に使われてるし
日本でも「尺」とかたまに使いますよね
実際に1999年当時でも
アメリカで火星探査機を打ち上げた際に
2つのチームが違う単位を使ってしまったために
この探査機がどっかへ行っちゃった
という事件があったそうです
(1億2500万ドルですって!!)
当時(18世紀)の欧米でもこの度量衡にかんして
相当混乱した状態だったようで
言葉の上で同じ単位を使っていても
隣の村同士ですら長さが違うとか
そんな事が当たり前だったようです
これでは、商取り引きにしろ
科学的な事にしろ様々な不都合が出て当然
科学がそれこそものすごい勢いで発展し始めた頃の事ですからなおさらです
そこで立ち上がったのが理性の国フランス
人類共通の単位を作ろうとプロジェクトが立ち上げられたわけです
グローバリゼーションの先駆けですね
しかもそれが開始されたのが1792年という
フランス革命で王政が倒され
ごった返しているさなかのこと・・・
地球という不変の物体を基準にしようということで
北極から赤道までの距離の1千万分の1
を実際に測量して決めようと言う
壮大にして地道なプロジェクト
ドンダケ粘り強いんでしょう・・・
メシェンとドゥランブルという
当代きっての天文学者の7年に及ぶ
艱難辛苦の物語です
そりゃ大変ですよ
実際に三角測量で山も国境も超えて
測ったんですから!!
ワタシ自身
「メートル」がこんな風に決められていたなんて
想像すらしませんでした
今のこの便利な世の中も
昔の人のこういった
地味ーな努力と執念の積み重ね
の上に成り立ってんだなあー
とあらためて考えさせられる本でした。。。