さびしい 限りです
終わってしまいました
単行本版
「ローマ人の物語」
著者:塩野 七生 全43巻
写真は9月刊行された 最後の3冊
読みながら
ああ、こうなってしまうんだ・・
どうしようもなさそうだ・・・
と寂しさしきり
帝国が東西に完全に分かれてしまい
キリスト教の普及がすすむにつれて
それまでとは違う争いになって
永遠の都は
住む人も激減
蛮族にあらされ放題
西ローマ帝国はたぶん
それときずかれない内に静かに滅んでいった
と言う
ローマ建国から数えれば約1200年!!
この、最後の方にあの
「海の都の物語」のヴェネツィアが登場してきます
この本を読んで
近・現代の世界を見渡すと
ヤッパリこうなるのかと参考になる事は
ホントに多いです
全ヨーロッパの種は確実にローマにありますね
ワタシがむかーしから抱いていた疑問
何故 キリスト教なのか
いつからキリスト教なのか
この2つに半分くらいずつは答えを
くれたように思います。
「年ふるごとに歴史が面白くなる
なぜなら その人そのものが歴史になるから」
みたいな事を
池田 晶子女史が言っていましたが
(彼女についてはいずれタップリご紹介するつもりです)
なんとなく実感しています
ああ
それだけ年をとったって言う事ですね(笑