• 社長ブログ:松中広一のブログ
  • 社長ブログ:松中広一のブログ
  • 優プラン通信:スタッフみんなのブログ
松本オフィス
〒390-1701
長野県松本市梓川倭574-2
TEL.0263-78-7001
FAX.0263-78-7006
山梨オフィス
〒400-0043
山梨県甲府市国母2-3-1
TEL.055-268-2535
FAX.055-268-2536
お問い合わせ

この3連休はいい天気でしたねえ

まさに秋晴れ

みなさんどこかにお出かけされましたか?

ワタシはヤッパリ普通に仕事

おまけにチョット風邪気味で
鼻がジュルジュル言いっぱなしです

さて

食欲の秋
読書の秋

と言う事で

とうとう始めちゃいます
題して

「思いつくまま 
 気の向くまま・・
 気まぐれ読書の記」


ごたいそうにカテゴリー分けまでしちゃいました


その、記念すべき第1号はこちら















「小論理学」(岩波文庫)

著者:ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(名前からして難しい・・)

これまでもタマーにちらちら名前を出した事のある
あのヘーゲルです

最初だし
もう少しやわらかいものを選んでこようかと思いましたが
たまたま読み終わりかけていたし
他を選んでる時間もなかったのでこれにしました


内容はといえば

完全な哲学書です

ヘーゲルが大学の講義用に書き下ろしたものに
弟子が解説部分をメモしてあったものを付け加えたもの

しかも難解で知られたもの(人)のひとつ


「私が自分を「私」と呼ぶとき、私が考えているのはこの個人としての私であるが、にもかかわらず私は同時に全く普遍的なものを言い表している。
したがって「私」とは、あらゆる特殊が否定され、除去されているところの純粋な向自有であり、単純な、純粋な意識の究極である。「私」と思惟とは同じものであり、もっと厳密に言えば「私」とは、思惟するものとしての思惟であると言う事ができる。
・・・・

あらゆる人は、「私」という夜のうちに埋められた緒表象からなる一つの全世界である。」


いかがでしょうか

なんのコッチャみたいな感じですかね?



ワタクシごときが完全に理解したとは
申せませんが

読み終えると

全てが語られている

そんな印象が残ります


単純な「有」から始まって
その否定・媒介を繰り返し
質→量→限度→本質→・・・絶対的理念
へとらせん状に立ち上る思考と認識の旅

みたいな感じでしょうか



「世界って何だろう?」

「存在するってどういうこと?」

みたいな 思考の持ち主にはお勧め


でも軽い気持ちで手に取ると
跳ね返される事はうけあいます (笑


カターイ悟性的おつむの方も理解不能間違いなしです・・!