この3連休はいい天気でしたねえ
まさに秋晴れ
みなさんどこかにお出かけされましたか?
ワタシはヤッパリ普通に仕事
おまけにチョット風邪気味で
鼻がジュルジュル言いっぱなしです
さて
食欲の秋
読書の秋
と言う事で
とうとう始めちゃいます
題して
「思いつくまま
気の向くまま・・
気まぐれ読書の記」
ごたいそうにカテゴリー分けまでしちゃいました
その、記念すべき第1号はこちら
「小論理学」(岩波文庫)
著者:ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル(名前からして難しい・・)
これまでもタマーにちらちら名前を出した事のある
あのヘーゲルです
最初だし
もう少しやわらかいものを選んでこようかと思いましたが
たまたま読み終わりかけていたし
他を選んでる時間もなかったのでこれにしました
内容はといえば
完全な哲学書です
ヘーゲルが大学の講義用に書き下ろしたものに
弟子が解説部分をメモしてあったものを付け加えたもの
しかも難解で知られたもの(人)のひとつ
「私が自分を「私」と呼ぶとき、私が考えているのはこの個人としての私であるが、にもかかわらず私は同時に全く普遍的なものを言い表している。
したがって「私」とは、あらゆる特殊が否定され、除去されているところの純粋な向自有であり、単純な、純粋な意識の究極である。「私」と思惟とは同じものであり、もっと厳密に言えば「私」とは、思惟するものとしての思惟であると言う事ができる。
・・・・
あらゆる人は、「私」という夜のうちに埋められた緒表象からなる一つの全世界である。」
いかがでしょうか
なんのコッチャみたいな感じですかね?
ワタクシごときが完全に理解したとは
申せませんが
読み終えると
全てが語られている
そんな印象が残ります
単純な「有」から始まって
その否定・媒介を繰り返し
質→量→限度→本質→・・・絶対的理念
へとらせん状に立ち上る思考と認識の旅
みたいな感じでしょうか
「世界って何だろう?」
「存在するってどういうこと?」
みたいな 思考の持ち主にはお勧め
でも軽い気持ちで手に取ると
跳ね返される事はうけあいます (笑
カターイ悟性的おつむの方も理解不能間違いなしです・・!