2014/01/31 20:43

さぁ〜っっ!
宴会場の準備も整いました!!

いきましょう!
とうじ蕎麦!


の、前に…。

目の前に自家製の漬物が!
大女将が漬物樽の薄氷を叩き割って取り出してきた、本漬けの野沢菜。

ほんのり甘辛漬の野沢菜。
ピンク色が綺麗な蕪漬。



済みませ〜ん!
熱燗二本っっ!!


漬物ツマミにチビチビ呑みます。
野沢菜、ノリがきいてて旨いな〜。
蕪漬もうんまぃね〜っっ。
柔らかな酸味に、酒が進みます。

摘んじゃ呑み、摘んじゃ呑みしていると、


ふつふつと鍋の沸く音がっっ。


オォッ!たかみん、両手に大笊へぼっち盛りの蕎麦と共に登場です!

説明を聞いて、
さぁ、投じましょう!!

その、盛り上がり様といったら、素晴らしく…。


長ネギ、油揚げ、地鶏。
蕎麦をしゃぶしゃぶ潜らせて、スルッと食べる。

美味しい(o^〜^o)!
勢いついてくると、止まりません。

次から次へとサッサカっホイサカっ…。

呑んで投じて手繰って呑んで…。漬物、とうじ蕎麦、熱燗…。

外は雪景色。



この上ない御馳走だ…。

雪里で、こんなに美味しい贅沢な料理を食べているとは…。


心も満ちてゆきます。


鍋の準備して、蕎麦を打ってくれて。
今日聞いたら、希少な奈川の在来種で打って下さったそうだ。
あぁ、だからあんなにしっかりとした味わいだったんだ。

お手製の漬物。氷が張る程寒くないと、漬物の旨さ出て来ないんだよね〜。
樽から出す時、手がちぎれんばかりの冷たさだよね〜。

ワイワイ食べているうちに、御馳走ってこういうものだなぁと思う。

そこにしかないもの。
それに心を込めて造ってくれた人の思い。
それを育んできた自然の中に出向き、
その自然に包まれながらゆっくりと時間を過ごす。


ホンマに贅沢だなぁ〜。

しみじみ、そう思う。


雪の中の小さな集落で、他に何も無い様に見える。
でもこんなに贅沢な時間を過ごして、考えが変わった。

信州の御馳走を…と言われたら、信州牛や信州サーモン出さなきゃいけないかなっと思ってた。

でも違う。

今回の奈川ツアーは
大切な事を学んだ。


下界に帰って来てからも、まだ 旅館 鳥屋沢 を思い出す。
あの、極上の時間を思い出す。


是非とも皆さん、
2月の鳥屋沢へ行ってみてっっ!!

この、雪に閉ざされた…といっても、道の除雪は早いし、無茶苦茶豪雪という訳ではないから。

何と言っても、たかみんは奈川のターミネーターだから、雪から掘り起こしてくれますっ!!


せやけど、道中気をつけて。
松本の方も!
奈川近郊の方も!
スキーやスノーシューと洒落込むのも良いし、
本を抱えてのんびり過ごしても良し!

一泊二日でも、骨の髄迄休まる事請け合いです!


冬には…冬ならではの
楽しみがありますね。
どうぞ、極上の時をお過ごし下さい。



あ〜、又、行きたいな〜っっ
美味しかったから、あるぷすでも、とうじ蕎麦パーティー開いちゃった位です。
やはり、本場のとやさイズムとは違うけどね〜。