<あるぷすの 水そばって どんなそば?>
水そばってどんなそばなんですか?・・と、
お客さんから、よく質問されます。
会津若松から山間に入ったある村では、香り高いそば粉と、
旨い水があったために、昔からそばつゆをつけずに
水に蕎麦をつけて食べていたとのこと。・・・これが水そば!
(昔は、つゆの材料になる海産物が手に入りにくかったこともあるかも?)
そばを茹で、水でそばを締め、一口つるつるっとすすって茹で加減をみる。
私がそばを味見する時は、ほとんどつゆをつけることはありません。
茹でたては、水がしたたっていて、つゆをつけなくても十分旨いんです。
当店では、「ミネラル還元水」という、天然の湧き水に限りなく近い
美味しく身体に大変良い水を使っています。
この水と天然塩を少しつけて、水そばを食べると、
そばの甘みとモチモチっとした食感を味わってもらえると思います。
感覚的なことで言うと、友人の作った「安曇野」という曲、
それを聴いてイメージした、私の中の安曇野。・・・
「こんこんと湧き出る清らかな水の流れ、そしてのどかな田園風景。」
そんな安曇野の風景をイメージして出来た水そばを、
共感していただけたら幸いです。
以前、ある書家の方から、
「こんなシャープな、水を感じさせるそばは、初めてです。・・・」
という巻き手紙をいただいたことがあります。
私はこの言葉が心に残り、「水そば」という名のそばにしました。
(手紙は表装して大切に飾ってあります。)
蛇足ではありますが、私の名前が「齊川 洋」という、
ちょっと水っぽい名前だったことも、あったかもしれません。・・・
べん
コメント追加
お水で頂いたときは、そばの味をそばに集中して堪能できました。
塩で頂いたときは、すいかに塩をかけると甘くなるのに似て(たとえが適当ではないかもしれませんが)、素材のいい味が強調された感じでした。
また、お邪魔させていただきます。