私はNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組が好きで、録画しておいてよく見ている。
前回は産科医を取り上げていたが、私が感動したのはその産科医よりも出産に奮闘する母親たちの姿である。
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/0623/index.html
子どもが生まれるまでの間、様々な苦労がある。
何年も子供ができず、やっと授かったと思ったら赤ちゃんの成長がなかなか進まないケース。
へその緒がねじれていたり、羊水に問題があるケース。
さらには、流産や早産の危険を抱えるなど高いリスクを抱えるケース。
生まれてもすぐに亡くなってしまい、産科医の助言で一年後に二番目の子供を出産した母親。など。
特に何事もなく生まれる場合でも、十月十日事故が起こらないように気をつかい、出産時はおなかを痛める。
こうして生まれた子供たちへの母親の気持ちは、想像に難くない。
元気で健やかに育って欲しいと願っているはずだ。
やさしく強い子であって欲しいと思っているはずだ。
他の子とうまくやって欲しいと願っているはずだ。
いつも自分の中では我が子が一番と思っているはずだ。
学習塾をやっている以上は、こうした親の思いを察したうえで、子供たちの指導に当たらねければいけないと思う。
子どもたちの味方であると同時に、親たちの応援団でなければとも思う。
それが学習塾の基礎基本だろう。
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