2007/12/20
防犯セミナー
先日、RINYU FORESTで行なわれた防犯セミナーの内容をレポートしたいと思います。
今回のセミナー講師は、SECOM上信越支社の金井さんにお願いして「住宅侵入犯罪の現状から探る防犯対策」と題して、講演いただきました。
まず認識しなければいけない現実に、侵入窃盗の発生場所の約70%が住宅であると言うことです。
長野県全体のデータで見ると、平成18年の空き巣犯罪は587件ですが、平成19年10月現在はと言うと、608件なので、もうすでに、前年度を超えている…さらに、長野市で見ると、平成18年は83件、平成19年10月現在では100件です。我々の住む松本市では、平成18年は90件、平成19年10月現在では140件にもなっているのです。人口から考えると、松本市の件数の多さにちょっとビックリしました。
こうして数字で見せられると、治安が悪化していると言うことが認識できますね、うーん、良くない傾向だ。
ただ悲観していてもしょうが無いので、前向きに対策を考える必要があります。
一時期とても問題になったピッキングに関しては、現在は減少していますね、メーカーの対策が目に見えて効果を挙げているようです。しかし、角度をかえてみると、ピッキング対策をしていないカギはとても危険であると言えます。インターネット等でピッキング道具がマニュアル付きで簡単に手に入る時代らしいので、未対策のカギは早めの交換をおすすめします。
ここで、泥棒に狙われやすい家の条件を書いてみます。
◎面格子付きの窓を開けたままにしている。
◎2階の窓等へ行きやすい。
◎高い塀や垣根がある。
◎人通りが少ない。
◎隣に空き地や駐車場がある。
◎玄関や庭先が乱雑。
◎家が奥まっている。
上記の中の立地条件的な点どうしようもありませんが、その他の条件は対策が取れると思うので、ご自分の家に当てはめみてくださいね。講師の金井さんは「自分が泥棒だったら?その視点で考えるがポイントです」と言ってました。
上記はホームセキュリティーシステムの展示見本です。
ご自身で出来る防犯対策はしっかりやっていただき、それでも、やっぱりプロに任せたいという方は、SECONさんに相談してみると良いかも知れませんね。ホームセキュリティーも最近はとてもリーズナブルな価格からあるようなので一度SECOMさんのホームページを見てみるのも良いと思います。