2011/12/19
アドベントな日々
もうすぐクリスマス。それが過ぎれば今年も終わり・・・
冬はとかく気持ちが沈みがちになりやすい季節ですが、クリスマスカラーに彩られた街中のディスプレイなどを見ていると、なんとなく情熱的な気分になれるような気がします。
(100円ショップのグッズでクリスマスを演出してみました)
さて・・・先日、休日に信濃美術館に行って来ました。
”五感でアート PartⅡ”という企画展にこどもを連れて行ってあげたくて久しぶりに長野市へ。
秋に金沢21世紀美術館を訪れたのですが、従来の壁に掛けてある絵画をただ眺める、というスタイルとはかけ離れた展示方法で、作品も立体や参加型のものばかりのせいかこどもも飽きずに楽しんでいました。
今回もそんな内容を期待してgo!!
昭和40年代のクラシックな建物のエントランスは、今よりも入り口の高さが低め。
入ってすぐの受付でチケットを購入。
まず最初の展示物は、プラスチック製で魚型のお弁当についてくる醤油入れの中に色とりどりの絵の具がそれぞれ入れてあり、それを数個選んで隣の部屋の壁一面に空いている穴へ差し込む。
すると、壁全体がカラフルな壁画になる。
”醤油入れがこんな風に変身するなんて・・・”と親子で目からうろこでした。
上の作品(信濃美術館HPより)は香水を紙にひと吹きさせたものを、壁のランプに近づけると光の花が”ポッ”という音と共に咲くという作品。
中でも一番楽しかったのは、館内の階段に一段ずつセンサーが設置され、歩く度にパタパタとリズムが聴こえてくるというもの。
私もこどもと一緒に大喜びして何度も何度も階段を上ったり下りたり・・・
日々何気ないものが、とっても面白いものに変身する、それはアイディア次第で色んなことに共通することですね。
井上 ふみ子