外は快晴、ルンルン気分でサーキットに向かいました。
サーキットに着くとチームみちこの鮫田さんとF-1パークのスタッフの方(名前がわかりません)がすでに到着していたので、手伝っていただいてマシンの用意をしました。
「えーと、フロントカウル、フロントカウル、?、?!げえ、スーパーカート用のフロントカウルの止め具忘れた。」
仕方無く純正のカウルで走ることにしました。ト・ホ・ホ・・・。
気を取り直し、今度は肝のジェット調整をし、いざ出じ~ん。「押して、押してー。」ガクガクぷすん。
「もう一回下げて押してー。」ガクガクバオーン!やっとのことでエンジンが掛かりコースインしました、が、
「?あれ?加速しない???」
どうやら一速のギヤ比が高いらしく、半クラ使ってやっとまともにスタートできました。
皆さんよりだいぶ遅れてコースインしたのですが、2週めに入る前に結構な数のカートがコースアウトしていました。2週目に入りS字コーナーの手前に見たことのあるカートが・・。丸山さんのカートが止まっていました。
走行後、レッカーに乗ってきた丸山さんのカートを見ると、なんと!燃料ホースがマフラーに当って溶けていました。一歩間違えばドライバーも火達磨になるところ。皆さん走行前のチェックは確実に!あと忘れ物もね(ト・ホ・ホ)
無事2クールを走り終えて昼食を取り3クール目に突入。が、昼休みに遊園地に行ってから足に異変が・・・。
エンジンも調子よく、本人も調子に乗って抜きまくりー(エンジンの速さが違う)、で7週目に突入、ヘアピンの入り口で前車をパス!
「う~ん、俺って速いかも」
などと錯覚に陥りながら
フルブレーキング!
「ぐうあ、あ、あしが、左足がつった~!」
しかし、止まる訳に行かないので痛みをこらえながらアクセルオン!(実はこのエンジン、ヘアピンでは1速でなければ立ち上がれず、しかも踏みすぎるとシャッター式キャブ特有の失速が起こる為、ヘアピンでは特に気を使います)すると今度は右足が・・・。
「ぎゃあ、今度は右足がつった~!」
そのまま痛い足で加速を続けスプーンへ突入、無事スプーンを超え西ストレートを駆け抜け痛みをこらえながら全開で130R
「あと少しでピットに戻れる」
と思いながらシケイン突入、すると前方に右側をゆっくり走る初心者、仕方無くイン側から追い越しそのまま加速!
ブイーン、ブイーン、ってピットの入り口過ぎちゃったよーと後悔しながら痛みをこらえてもう1周し、やっとのことで生還しました。
当然立てる訳もなく、しばらくじっとしているとみんなが戻ってきました。
すると丸山さんより、一緒に行っていたF-1パークのスタッフさん(名前がわかりません、ごめんなさい)にYZ貸すから本木さん2周ばか走ってセットを見て欲しいと言われたのでYZに乗車しました。そして本日最後の悲劇が始まるのでした。
ブーン、ブーン、ブーン「おっ、調子良いじゃん」
走る前にプラグを見たらだいぶ濃かったので遠慮無く全開!!
「やっぱフルカウルは良いねー、このハイバックのシートも体が楽で最高!」とニヤニヤしながら走ってるとデグナーの入り口で4台くらい獲物発見!
ヘアピンの入り口に的を絞り、予定どうりブレーキングで4台まとめてロックオン!
「ブレーキもよく効く、最高だぜー」と1人で叫びながら加速!(ここで逝くと思いました?まだだよ~ん)
ブーン、ブーン、ブーン、ブ!ぶ?3・4・5とシフトアップして6速に入れ加速しているとエンジンの音が変!?エンジンが重くなったので、あわててクラッチを握り後続車に合図を出して左に寄せ、後続車がいなくなったのを確認してもう一度クラッチを繋ぎましたがやっぱり駄目でした。
人生初のレッカーに載せていただき(結構スピード出すんですね)ピットに戻りました。
色々ありましたが全員で新しくなった鈴鹿を満喫してきました。次は9月2日です。KTで走ってる方もいましたので皆さん是非ご一緒しませんか!
6月1日の犠牲
耳鳴り・筋肉痛(全治2日)
右足と左足(全治3日)
丸山さんのYZ(ごめんなさい)
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パッシングポイント カート店店長の本木一治です。
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