2014/07/07
決してあやしいものではありません
ICUにいるこども達はほぼ全員重症です。
重症患者さんの命を救うために、様々な医療器具が体内に挿入され、留置されます。
こういった患者さんにはある一定耐性菌(既存の抗菌薬が効きにくい細菌)が定着しやすいです。
「重症だからしょうがない」ではなく、「重症だけども、いや重症だからこそ耐性菌伝播を防ごう」をモットーに、患者さんを感染から守るために努力しています。
耐性菌は手洗いだけでは伝播を完全に防ぐことはできません。
耐性菌が定着している患者さんの検査のためには、このようにガウンとマスクと手袋などの防御具をキチンと装着して、菌を広げないようにしています。