お知らせ|長野県立こども病院PICU|Pediatric Intensive Care Unit Nagano Children's Hospital

2014/04/17
遅ればせながら3月送別会の写真

先月末にPICU送別会がありました。

人の入れ替え時期で、ややハードな勤務でしたので、編集長ヘロヘロでブログアップができませんでした。

まずは送別されるナースから。

いつも笑顔のN副師長が病棟へ

ビールジョッキが似合うHさんがNICUへ

元気印Pさんが埼玉方面へ

Iさんといつも仲良しUっちー地元へ

続いてドクター
フェローは修了書を部長からもらえます。

サラちゃん、ソチでは残念だったね。ではなく、藤原先生。当院血液腫瘍科へ。

引越し大変でしたね中島先生、秋田赤十字病院へ。

ついでにレジデント福嶋先生。岡山大学小児循環器へ。

番外編

ICUのIは愛です。

どうでもいい写真でした。

編集長@松本の桜がちょうど見ごろです。

2014/04/08
研修後記 中島先生

はるばる秋田から来られた秋田美男子中島先生先生です。
2年間のPICU研修お疲れ様でした!
4月から地元の秋田赤十字病院で勤務されます。



中島先生の人柄がにじみ出る研修後記です。
長野こども病院PICU研修後記

秋田赤十字病院新生児科 中島発史

<はじめに>
 長野こどもPICUで勉強したいと思った動機は、地方の総合病院で一般小児科医として働いていたときに、重症患児を目の前にしてなす術もなく、助けてくれる上司もおらず、武器や力が欲しいと考えたからです。
 そう思って来てみたものの、最初は外国に来たのではないかと思えるほど、わからないことだらけでした。とんでもない所に来てしまったと少し後悔したものでした。また当初は何でも一人でこなせるスーパードクターになる必要があると勘違いしていましたが、個人でできることは限られているし、そんな人はいないし、そんな必要もないことが次第にわかり、少し力が抜けました。むしろ一つ一つのことを日々確実に身につけていくことが大事だと痛感しました。
<長野に来て良かった点>
・得意分野を持ったスタッフがおり、当直等で困った時には遠慮せずに応援を頼める雰囲気があった
・当直明けの朝にプレゼンテーションを行うことで、プレゼン能力だけではなくメンタル面もかなり鍛えられた
・3ヵ月間麻酔科研修を受けることができ、気道管理の基本を勉強できた
・多種多様な重症児をみることができ、手技もかなりやらせてもらえた
<反省点>
・治療方針の決定は主科の意向が強く出るため、主科の言ったとおりやっておけばよいという思考停止に陥りがちだったこと
・あっという間に患児が入れかわり、担当する患者も日々かわるため、その日暮らしになってしまいがちだったこと
<驚いたこと>
・呼吸器をつけたままMRIが行える(このアイデアを知りたい人はぜひ見学を!)
・ナースのレベルが異様に高い(思わず先生と呼びそうになった)
・方針決定やICのためのカンファランスがすぐに行われる(当日から数日以内に各科医師が集合する)
・PICUをよりよくするための改善が迅速
<最後に>
 長いようで短かった2年間でした。自分の能力や適応力のなさで、必ずしも十分な成果をあげられたとは言えませんが、脱落せずに何とか2年間を終えることができました。スタッフの先生、PICUフェロー・後期研修医、他科の先生、ナース、コメディカルの方々に深謝致します。
 長野に来てよかったかどうかと問われれば、最終的には来てよかったと思っています。異なる医療文化を知ることができ、自分を相対化することができました。とりあえずは井の中の蛙となることだけは避けられたと考えています。
 長野こどもPICUは、お膳立てが整ってからではないと動けない人には向いていません。また一般小児科の延長と考えていると最初は面食らうことと思います。ただやる気と情熱を持っている人にとっては、恵まれたスタッフのなかで、日々が学びの場となり、やりがいのある環境となることでしょう。短期、長期にかかわらず、長野こどもPICUでの研修を強くおすすめします。

編集長@中島先生はとてもお酒が強かったです。完敗!

2014/04/03
研修後記 福嶋先生

この3月に退職された先生方から研修の思い出?感想を書いていただきました。
まずは福嶋先生より。


PICUの研修を終えて
               後期研修医 福嶋 遥佑

私は12月から3月までの4ヶ月間PICUで勉強させていただきました。

PICUに入室される患者さんは多岐に渡りますが、どの患者・家族に対しても常に真摯に医療を遂行するPICUスタッフの皆様と医療に参加させて頂く事ができて、本当に幸せでした。

長野県立こども病院のPICUは長野県の最後の砦です。私が4ヶ月で一番印象的だった事は、長野県の各中核病院との連携が密である事でした。定期的に会合を行って、患者さん搬送を依頼する医療スタッフの立場と、それを受け入れる医療スタッフの立場で初療・患者搬送・PICU入室後の経過について検討を行っています。改めて幅広いチーム医療の重要性に気づかされました。一人の、ひいては各地域の患者さんのために一人一人の医療スタッフがチームとなり、各病院をまたいでさらに大きなチームを作り上げる姿はとても素晴らしく感じました。まだまだ、知識も手技も未熟な私ですが、いつかは長野こどもで働く皆様のような、チームを支えられる医師に成長したいと改めて感じました。
私は4月から長野県を離れてしまいますが、長野のこどもが元気でいる事を心より願っています。

最後に、PICUでお世話になりました皆様、本当にありがとうございました。



編集長@福嶋先生の成長に涙涙
この写真は意味不明です。

2014/04/01
精鋭達!!

4月1日からPICUに新しい仲間を迎えました。

向かって左から天笠先生、佐藤先生、横川先生です。
いずれも卒後7年目と「ギラギラ」している年代です。
みんなまじめで朗らかなとてもいい性格しています。
一緒に長野のこども達を守ろう!

編集長@新しい仲間が増えてワクワク