2013/08/15
蘇生後の低体温療法
蘇生後の低体温療法を行い、無事元気に「ハイタッチ」して退院された男児について、地元誌が取り上げてくださいました。
2013年8月15日 信毎webより
茅野市営プールで1日に溺れて県立こども病院(安曇野市)に入院し、13日に退院した大阪府東大阪市の男児(4)について、同病院は14日に記者会見を開いて治療法などを説明した。男児は一時、意識不明となったが、事故直後の迅速な心肺蘇生や低体温療法が奏功し、後遺症なく回復したという。
事故は1日午後3時45分ごろ、流水プールで発生。「足入れ型浮輪」がひっくり返り、男児が溺れているのを親族が見つけた。母親とプールの監視員が心臓マッサージと人工呼吸をし、救急隊員が茅野市内の総合病院に搬送。呼吸と心拍はあったが、意識はなかったという。
同日午後7時にこども病院に転送。小児集中治療室に入れ、脳の活動を抑えて脳障害を起きにくくする低体温療法を始めた。体温を37・5度から34度に下げ、4日夜から徐々に戻した。男児は7日に意識が戻り、その後に話したり、歩いたりできるようになるまでに回復した。
治療した医師らによると、県内で小児に低体温療法を施せるのは同病院と信州大病院(松本市)だけ。ただ、こども病院の小児集中治療室(8床)は満床に近い状態が続いており、原田順和院長は「救える命を救えないのが一番悲しい。救急患者に対応するため、小児集中治療室のベッドを増やすことを検討している」と話した。
http://www.shinmai.co.jp/news/20130815/KT130814FTI090006000.php
2013年8月15日 市民タイムスweb
溺れて意識不明の4歳児 こども病院で治療、回復
安曇野市豊 科の県立こども病院(原田順和院長)は14日、院内で記者会見を開き、茅野市営プールで1日に溺れて意識不明の状態で運ばれ、治療中だった大阪府の男児 (4)が13日に無事退院したと発表した。溺れた直後の家族などによる人工呼吸や、医療機関の円滑な連携と適切な処置が命を救ったとし、水の事故への注意 と適切な対処を呼び掛けた。
http://www.shimintimes.co.jp/today.html
当科で使用しているウォーターパッド加温装置コントロールユニットです。
編集長@昨日の会見でぐったり、、、。
2013/08/15
top of Japan
松井部長が夏休み中です。
戦士にも休息が必要です。
夏休みの「作文」が提出されました。
ー以下、松井部長よりー
夏休みで富士山に来ました。
今年は例年に比べ非常に忙しいので休みを取るのも心苦しい感もありました。でもメンバー全員が「任せてください」とことある毎に言ってくれました。
勤務を越えて皆で病棟を守る気持ちが感じられたのが最高でした。
まだまだの僕たちですが僕にとっては日本一のチームです。
あと数日お願いします。
みんなでがんばっていま~す。
リフレッシュして帰ってきてください!!
編集長@お留守番