今日の大槍 - 2015 8月

ヒュッテ大槍スタッフブログ

袖すり合うも・・・
2015/08/27

天気のハッキリしない日が続いていますが、お客様は、相変わらずお元気で、特に、今日お泊まりの皆さんは、和やかな打ち解けムード。代わる代わる写真を撮り合っていたようだったので、カメラ係を買って出たついでに、ブログ用にとお断りしてから、こちらも、一枚撮らせていただきました。

何と言っても、山に来たら、お天気が一番。それは、何にも代え難いのですが、運悪く、天気予報がそう悪くなかったにもかかわらず、ガスに捲かれて景色が見えなくても、小屋で一緒になった人たちとの交流・・・、それも、山の楽しみの、割と重要な一部ですよね？

鳥の視点で影槍を
2015/08/22

雨降りで明けた朝も、昼過ぎからは、急速に回復し、夕方には、西岳の西面にクッキリと槍の影が現れました。

槍の穂先～飛騨乗越～大喰岳がキレイな影になって見えています。

引いて、広角で撮ってみても槍の影とハッキリわかります。

確かに、雨あがりの澄んだ景色を見ていると、鳥の視点で山を撮影できる、「ドローン」って、欲しいな、って思いますねｗ。

フル稼働
2015/08/21

今日は、一日中、雨。
したがって、到着され、チェックインされる皆さまの一番の関心は、何はさておき「乾燥室」。
とにかく、レインウェアを乾かしたい。シャツを乾かしたい。靴下を、タイツを・・・。

全員の、すべての濡れたものをパリパリには出来ませんが、エンジンの排熱に加え、ストーブも点け、入り口を遮断して、室内の温度を上げ、時折、窓とドアを解放して充満した湿気を逃がして、またシャットアウトして・・・。
今日は、臨時の乾燥室係となった者（ワタシｗ）が、それを5回も6回も繰り返し、出来うる限り、大勢の「乾かしたい！」にお応えしたつもりです。

雨の日こそ、乾いたレインウェアを着て出発したいですもんね。

小屋の中も、何となくもの憂げな、雨の夕方。
（これでも、夕食一回フルセットくらいのお客様がお泊まりなんですが・・・。）

飛んで来るもの
2015/08/19

今日は、2週間に一度のヘリコプターによる荷揚げの日、無くなっていた、あるいは、心細くなっていたものが一挙に上がってきましたｗ。（今の時点で、全便終了していませんが・・・）

スタンバイ
2015/08/18

何となく、ガスに捲かれがちの今日ははっきりしない天気。
でも、そう予報の悪くない明日は、2週間に1度のヘリによる荷揚げ日。気が急いて、という訳でもないですが、夕方のうちに「吹流し」を立ててしまいましたｗ。

ひと段落・・・（？）
2015/08/16

久しぶりに、望遠レンズを付けて槍の穂先を覗いて見るも、キレイな山頂のシルエットに人影を数える事は出来ず・・・。「ほぅ」と息を吐くお盆の終わった今日の夕方。

理由
2015/08/11

ご来光直前の写真です。
ご来光の写真は・・・、撮れませんでした。
なぜかと言うと、「ウインナーを1/2にカットしなければならなかったから。」です。

現在、ヒュッテ大槍の朝食の時間は、（複数回の場合を除き）概ね、ご来光の15分後に設定させていただいております。つまり、小屋のすぐ横で、ご来光を拝み、赤く染まる槍の姿をカメラに収め、朝の景色を十分に堪能していただいた後、すぐに朝食を召し上がっていただける・・・、そんな時間に設定しております。
逆に言えば、食事時間の15分前、つまりは、まさに、ご来光の時間は、朝食の準備が最も忙しくなる時間、と言える訳です。

お天気が、ずっと、安定しているせいか、大勢の皆さまにご利用いただき、目が回る忙しさと、少ない睡眠時間を満喫しております（苦笑）。
それでも、お客様から掛けていただくお言葉の数々に励まされ、「喜んでいただけるように」とのモチベーションを高く持ち続けられていられます。

ワタシ、正直、大槍の支配人になって、初めて「食事から笑顔が生まれる」っていうのを、（実感を伴って）知りました。

これからも、皆さまのため、本当に頑張りますので、多少、ブログが滞ってもお許しくださいね。
ん？ｗ

毎日が夕焼け曜日
2015/08/07

ちょっと、来年に取っておきたいくらい、毎日、「スワイ・マーク」な夕焼けが続いています。

中岳～南岳～北穂～奥穂～前穂と続く、3000mの稜線の上に茜色の空が広がりました、。

この光景の中に写し込むと、誰でもドラマチックな佇まいとなります。

最後のこの一枚、空に浮かんだオレンジ色の雲が「山ぁ―――」って、見えませんか？ｗｗｗ

続・オールスターキャスト
2015/08/06

今日は、水揚げの為、グリーンバンドまでひとっ走り。
わずか数日で、チングルマも咲き残った花を見つけるのが難しくなり、槍を脇役にして、花柱の伸びた姿を一枚！

昨日は、早くも、「夏の一番最後に咲く花」トウヤクリンドウを見つけてしまいましたが、坊主岩下道標からジグザグ～大槍の間では、まだまだ、十指（いえいえ、足を入れてニ十指ｗ！）に余る花を数える事が出来ます。最後の急登は、カメラのモードを「マクロ」にして、撮影を楽しみながら、ゆっくりゆっくりいらして下さい。もちろん、以下の花たちも楽しめますよ。ｗ