晴天に恵まれ、いよいよ、今週中には、「水揚げを成功させるぞ！」と意気込んで水場に向かうと、薄くなった雪渓が崩落していて、水源近くに残った雪にも亀裂が入り、危なくて近づけません。
よって、今日は、導水と揚水のホースを引き延ばして連結し、エンジンの試運転（冬を越したエンジンは、始動するまでに、なかなか苦労させられます。）をして戻ってきました。

水場へ行く途中、今シーズン初めて、一輪のクルマユリをみつけました。

一方、こちらは大槍へのジグザグ路で咲き出しているクロユリ。（地味で臭いこの花も、ネームバリューだけは抜群で、何気にファンは多いようです。）


夕方、ジグザグ路を戻る道すがら、頭の中にかかった曲は「天国への階段」（レッド・ツェッペリン）。分岐道標を過ぎ、ゆっくりと始まった曲は、急坂を登り切り、振り返って槍の穂先を仰ぎ見る。そして、プラントの独唱で曲が終わる・・・。
（グリーンバンドから、ホースの中を次第に圧力を高めて上がっていく水をイメージした訳で、分岐から、8分で登るという意味ではありません。念のため。苦笑）