ー10月25日(金)ー 5回目を迎えた今年は、第1回の会場であった平野口の「久保調整池」の景観整備として、各関係団体・地元住民の方々含め計38名の方にご参加いただき、ため池周辺の草刈り、木々の伐採、フェンスのつる除去、ゴミ拾いなどの作業を行っていただきました。 ・ため池の堤体内外の草刈り・伐採 ・フェンスのつる除去 ・ゴミ拾い 法面や堆積土によって凸凹した部分など、足場が悪い箇所も多くある中、参加者の皆さんは作業間隔や草刈り機の取扱いなど、ケガ等の安全に留意しながら着々と作業を進めていただきました。 また今回の作業を通して、ペットボトルやワイン瓶、使い捨てのライターやガラス片など、拾ったゴミは6袋分になりました。ため池は、洪水や渇水など農業のみならず日常生活においても重要な役割を果たしています。他の生物や我々の生活においても悪影響を及ぼすため、不法投棄は絶対にしないようにしてください。 さて参加者の皆さんには休憩を挟みつつ、約2時間に渡り作業を行っていただき、景観整備作業は終了となりました。 少し肌寒さを感じる中、作業を行っていただたいた皆さんに、作業終了後「豚汁」を振舞い、気温や汗で冷えた身体を温めていただきました。 その後、「お楽しみ抽選会」を開催。今年も土地改良区役員をはじめ関係団体の皆さんにご提供いただき、沢山の景品が集まりました! 抽選に当たった順に、お米や農業用備品の他に、松茸やお酒など多種多様な景品の中から、思い思いに選んでいただきました。 4年ぶりの「久保調整池」での開催でしたが、参加者の皆さんのご尽力により、今年も無事全工程を終えることができました。 大町市にはまだまだ多くのため池がありますが、昨今の異常気象を受け、ため池の重要性もより高まっています。当イベントが、皆さんにため池の存在価値や役割を改めて考えていただき、そして後世へと繋ぐ機会となることを願っております。 |
|