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稲刈りから約3週間、天候に恵まれた日が続いたこともあり、ハゼ掛けによる乾燥も進み、この脱穀の日を迎えました。 作業日も天候に恵まれ、大町市の最高気温が25.9℃を記録した午後に行っております。 脱穀に使用される機械(ハーベスタ)は、昨年に引き続きご協力いただいた三日町の窪田さんからお借りし、機械操作も同時にしていただきました。 窪田さんや職員による作業の説明や注意事項を聞いた後、実際に機械を動かしながら、児童たちと共に作業方法の確認を行います。 そのまま児童たちによる作業が始まり、 「ハゼ掛け棒から稲を外し脱穀機を操作する窪田さんに手渡す作業」 「脱穀された藁を利用する分だけ、畔まで運ぶ作業」 「脱穀後の藁の中から穂がついたものを探し出し、再度脱穀機にかける作業」 「いっぱいになったもみ袋を運ぶ作業」 を交代しながらとなります。 作業も順調に進むと、稲を掛けていたハゼ掛け棒が片づけられる状態になり、それを解体し片づける作業が新たに加わります。 また、利用する分の藁を確保できた後は、脱穀機を調整し、藁を粉砕し排出するようにします。 そうすると、粉砕された藁をまんべんなく田んぼに撒き散らす作業が新たに生まれます。 この作業は、田起こしした時に田んぼの肥料となり、また来年の実りを良くするために欠かせない作業となります。また、事前に田んぼの管理者である平林さんが用意してくれていた藁もあり、それも児童たちの手でまんべんなく撒き散らしてくれました。 作業も順調に進み、約1時間程度で作業は完了。 今年は出穂期の鳥獣による被害が気になる所ですが、大町市という自然環境に恵まれた大地と用水で、児童たちが一生懸命作業を行い、また多くの方との協働で実った「もち米」を、おいしく堪能してもらう事を願いながら、今年の大町西小学校5年生「米作り体験」のお手伝いを終わりたく思います。 |
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