大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

http://www.midorinet-omachi.jp

水土里ネット おおまちからのお知らせ

イベントのご案内やイベント報告などをお伝えします。
<< 大町西小学校5年生米作り体験事業稲刈りが行われました! | Home | 「ふるさとの田んぼと水」子ども絵画展2012 入賞者決まる >>

 先月26日、好天の中刈り取られはぜに掛けられてから約2週間、おいしいお米の条件「ほどよい水分、ほどよい乾燥」の期間を経て今日はいよいよ脱穀の日です。
 田んぼの所有者平林さんがすでに脱穀するためにハーベスターを設置、すぐに作業が始められるように準備を整えてくれてありました。 一年を通じ何かと陰で力になってくれていた平林さんと子供たちが対面するのは今日が初めて、ということでみんなに紹介、元気に挨拶が交わされました。
 続いて水土里ネットの中村次長から今日の作業の説明が有りました。今日は機械の音も大きく危険な部分も伴うので注意する所はよく守って作業を進め、全員怪我のないようにとのことばも有りました。
 その後子供たちは各自分担に分かれ作業を開始しました。

              力強い音脱穀中


 ・はぜから稲の束を外して脱穀する平林さんに渡す人
 ・脱穀して積まれた藁を散らかす人
 ・はぜを壊してはぜ棒を何本かにまとめて縛り、片づける人
 ・穫れた籾の入った袋を協力して軽トラまで運ぶ人        
             分担ではかどる作業

                 次々 運ばれる籾袋

 こうして作業は手順よく進み子供たちの体験授業は約1時間で無事終了しました。
 その後収穫され軽トラに積み込まれた籾は、水土里ネットの職員によってそのまま「ライスファーム野口」まで運ばれ精米されました。
 5aの田んぼで、籾261Kgを精米したら白米で192Kgとなりました。これが今年の全収穫量となり、白いお米を見てなぜかほっとしたところです。
 農作業は常に天候に左右されることが多く、年間を通じて常に空を見上げてきました。特に秋は雨が降ったり続いたりすると作業ができなく、また台風シーズンとも重なる時季でもあり自宅の農作業より心配な一年でした。しかし、こうして多くの皆さんの協力のもと無事収穫の日を迎えることができました。
 また子供たち一人一人にとってもこの体験授業を通じ、色々に実り多き秋であって欲しいと感じました。

Copyright(C) 2006 Midorinet Omachi. All Rights Reserved. [ ログイン ]