大町市土地改良区「水土里ネットおおまち」越荒沢堰

１０月２１日（金）開催の音楽会の招待状をいただき行って来ました。

　 変わりやすい秋の天候もここに来てようやく落ち着き、今日ばかりは雲ひとつ無い素晴らしい青空を見せてくれています。
　そんななか、西小学校から思いがけず音楽会への招待を受け、ＰＴＡの皆さんも負けそうな望遠カメラを肩に出かけました。
　学校に着いて招待席に案内され少しかしこまっているうちにいよいよ始まりました。
　何回か顔を合わせ見覚えの有る子供達も今日は少し緊張気味。しかしステージに上がると普段の練習の成果を立派に見せてくれました。　そんな子供達の歌う姿や声に気持ちもほのぼのとして来るのを感じ、自分が小学生だった時、そして自分の子供達の音楽会に思いを馳せるうちにプログラムは順調に進みます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　真剣に歌う子供達

　「７番混声三部合唱」の案内に会場全体が期待に大きく揺れ、緊張がほぐれるプログラムが始まりました。
　ステージにはこれ以上ないはまり役の、ゲゲゲの鬼太郎に扮した教頭先生をはじめ各先生方がねずみ男、砂かけ婆、子泣き爺、一反もめん、ぬりかべ、猫娘になって登場。その凝った衣装にも音楽会と子供達への熱意と意気込みが感じられました。歌はいきものがかりの「ありがとう」。歌声もさすが！素晴らしい合唱でした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　先生達の扮装に大喜び

　会場が前半の大盛り上がりを見せた所で休憩となったので静かに退場させてもらいました。
　西小には、春は見物の人達も訪れるほど見事な花のトンネルを創る桜並木が有ります。
　今は既に幾色かの紅葉を見せてくれているこの道を歩きながら、自分達を学校の一大行事である音楽会にまで招待してくれるという事は、学校がいかに５年生の米づくり体験授業を大切に、そして真剣に取り組んでいるかということの証しとも感じられ、これからもこの桜並木のように生きた授業の歴史を刻んで行って欲しいと願いながら帰庁しました。