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9月27日黄金色に実った稲を刈りました。 早朝、秋晴れの一日を象徴する深い霧の中に浮かぶ北アルプスの峰々…。 今までほとんど稲にさわる経験も無かった子供達ですが、大先輩達に教わりながら徐々に作業の調子を上げていきます。稲を刈り、それを紐で縛ると「はぜ」の周りに運び掛けていきます。この中で稲刈り以上に難しかったのははぜ掛けのようでした。 また周りで見ていた近所の人達も飛び入りで応援してくれたりで、心が豊かになる素晴らしいひとときとなりました。 はぜ掛けはバランスが難しいな しかし少し慣れて来るとさすが子供です。横道に逸れ小動物を追いかけたり、でこぼこの田んぼで転んだりいつもの子供達に戻っていました。 また、刈り取られた後の田んぼにこぼれ落ちている穂を、ていねいに一本一本拾って揃えている子供の姿も有り、約半年という期間に育てた稲がいろいろな過程を経て刈り取られ、ようやく食卓にのぼる第一歩になったということを学んだと思います。 いろいろな食品が数多く流通してはいても、やはり一番大切な日本人の食生活を支えているのはお米です。 この後、稲は田んぼで適度な乾燥を経て脱穀され収穫祭をむかえますが、米づくり体験を通して子供達は、自分の住む地域の事をはじめ、多くのことを見聞きしてきました。これを自分自身の実りの体験として大切にしていって欲しいと子供達一人一人の姿に願いました。 |
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