テレビのことを書いているうちに思ったが、そういえば最近バラエティー番組をあまり見なくなった。
少し前まではあまり気にならなかったが、画面に出てくる装飾の多い文字や、効果音・色使いがどうもうるさく感じてしまうのだ。
チャンネルをNHKに切り替えて妙にホッとしてしまう。
自分なりに分析してみると、やっぱり年を取ったということなのだろう。
本屋で立ち読みしていると、ファッション雑誌の表紙に「ヘビロテ」とか「ヘビロテアイテム」いう見慣れない言葉を発見。さて、「ヘビロテ」とはなんだろうかと調べてみると。もともとはラジオ局が使い始めた言葉で、推薦する曲を一日に何度も放送したりすることを「ヘビーローテーション=ヘビロテ」と言っていたそうだ。
それがいつの間にかファッションでも使われるようになって、「お気に入りの服」や「マイブームアイテム」のことをそう表現するらしい。
ボーッと生きている間に知らない言葉が、若者のあいだであたりまえのように使われて、こちらも常にアンテナを張っていないとそのうち若者と会話ができなくなりそうだ。
いまは信州の冬を「ももひき(ズボン下)」無しで何とか乗り切っているが、「ももひき」が「超ヘビロテアイテム」になる冬も、そう遠い話ではないなあと思う今日この頃。