委員会活動ブログ
みなさん、こんにちは。 総務の井上です。
さて、衆議院解散選挙の公開討論会の詳細は下記の通りです。
第47回衆議院議員総選挙 公開討論会
『日本の未来は国民が決める』
日 時: 11月29日(土) 午後7~9時
会 場: 松本勤労者福祉センター 大会議室
(キンプクね)
参加費: 無料
定 員: 300名
さて、『選挙といえば公開討論会』というのが随分と定着してきているようですが、これを実施するメリットというものについては、そもそも公開討論会を確立したリンカーン・フォーラムのウェブサイトで詳細が掲載されているので、良かったらご覧ください。
リンカーン・フォーラム ホームページ
さて、公開討論会の主なメリットとして紹介されているのを下記の通り抜粋してみました。
◆有権者が政策や人柄あるいは政党の根本方針を見極める機会になります。
◆政治の抱える問題点や課題が鮮明になります。
◆選択の基準が明快になります。
◆政治を考える機会になります。
◆候補者が、政策や理念を有権者に訴え共感を得る機会となります。
さて、実を申しますと、公開討論会も万能というわけではなく、こういうことを言ってしまうと元も子もありませんが、1~2時間程度の時間の議論で政治の抱える問題点や課題が鮮明になったり、政策や人柄そして政党の根本方針を見極められる機会となったりするにはやはり限界があります、残念ながら。。。
政治の抱える問題点や課題が鮮明になるほど議論を深める時間が充分取れるとはかぎりませんし、聴衆側の政治に対する理解にも温度差があることが推測されます。
また、大抵の場合、党を代表する候補者の方の多くは、個人的な考えよりも党の方針を優先し慎重に発言しますので、政策論争も実はそれほど期待できるほど切り込んだ議論にはなりづらいという可能性があるためです。
しかし、では、こういう討論会を行う事は無駄なのでしょうか?
いえ、それは違います。
公開討論会に参加された方はお分かりになると思いますが、候補者(立候補予定者?)の方の政治に対する姿勢を垣間見る事ができる、またとない機会であるからです。
わたくし個人的には、テレビですでに議論されている程度の内容の議論を繰り返し聞かされるよりは、自分に不利になるような意見・質問がぶつけられた時にどのような態度でそれらに対応をするのか、そういう場面を見ることこそが公開討論会の醍醐味であると考えております。その姿勢の中に、所謂『人柄』が垣間見え、一挙一動目が離せないのです。
以前とある公開討論会の時に、ある候補者が質問をぶつけられた時に「その件については勉強不足でこの場でお答えする事ができませんので、私が当選したら、しっかり勉強して対応したいと思います。」と発言をされたことに対し、「そんなことも知らないのか。」とその候補者に対して低い評価をする方がいましたが、私は、その候補者が知らないことを「知らない」と正直に答えていたことにひどく感動をしたのを覚えております。「知らない」と答えることは、時に、特に政治の世界では致命的なことになる可能性がありますが、それでもその候補者のその正直な答弁は実に勇気のいる行為であり、なんて誠実な人なんだろう、と感じたものでした。
選挙は、誠実かどうか、ということだけで判断するものでは当然なく、人によっては選択する上でもっと他に重要な要素もあることでしょう。 しかし、このような情報は、テレビや新聞からではなかなか伝わらない、公開討論会に参加してこそ得ることの出来る、数少ない機会なのです。
長くなりましたが、長野2区の皆さんで都合のつく方には是非ともキンプクにお越しいただき、立候補予定者の方が集う公開討論会にご参加いただきたいと思う今日この頃でございます。
それでは、皆さん、ごきげんよう。
さいなら、さいなら。。。。
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よろしくお願いします。