総務政策発信委員会
皆さん、お久しぶりです。 お元気でしょうか。。
総務の井上です。
さて、来月の11月12日(水)に『カタクラ再開発』を題材としたまつもと市民フォーラムを開催する事は新聞メディアの記事でご覧頂いた方もいらっしゃるでしょうか。。。
今回の『カタクラ再開発』が地域経済及び社会に大きな影響を与えるであろうことは言を俟たない訳ですが、これを議論するときに、主語は誰なのか?、つまり経済学的に言う「経済主体」は一体誰なのかを明確にしながら議論をする事が大事であろうと常々考えております。
様々な影響が考えられる中、その“影響”は誰が被るのかをはっきりさせないと、一概に「地域経済に悪影響がある」とか「まちの経済の活性化に繋がる」とは言えません。
3つの経済主体とは、国民経済を構成する家計・企業・政府のことを指しますが、松本地域に当てはめれば市民・企業・行政といったところでしょうか。
今回、事業開発者側と行政は公開非公開含め何度か交渉を進めていると聞きます。
どこまで行政側の要望が開発側に受け入れられるのか皆目検討もつきませんが、行政として様々な是非を判断する為の基準とは一体どのようなものなのか? これは市民としては理解しておく必要があるのではないでしょうか。
松本市では2012年に「目指すまちの姿と開発計画に対する基本的な考え」を作成しており、松本のまちづくりの方向性を示していますので、基本的にはまちづくりや開発について検討する場合、この指針に沿っているかどうか考慮されているはずでしょう。。。
時間と興味のある方は是非覗いてみてください。
さて、開発において留意すべき注意点として挙げられているのは主に下記の三点です。
(1)地域特性を活かした松本らしい開発となっているかどうか??
(2)その開発が適正規模であるかどうか??
(3)回遊性が考慮されているかどうか??
今回の件についても、それぞれの注意点については市民の間で共感できるレベルであるのか?と同時に開発がしっかり注意点を考慮されたとものとなっているのかどうか? は大きな争点であろうと思っております。
11月12日にどれだけ深掘り出来るかわかりませんが、今回の『カタクラ再開発』について考るときの重要な論点である事は間違いないと考えます。
それでは、皆様、さいなら さいなら さいなら。。。
2014委員会活動ブログです。
よろしくお願いします。