松本青年会議所「委員会活動ブログ」

委員会活動ブログ

昨日、M-Wing 和室にて、日本JC連携委員会の委員会を開催しました。連日のJC活動がある中、多くのメンバーが集まって下さり、3つの議案に熱い議論を交わしました。



松田副委員長もECOリンのPRに来てくれました。



中林専務もオブザーバーで参加して下さり、色々と貴重なアドバイスを頂きました。困難な議案ばかりですが、メンバーの協力にただ、ただ感謝です!

日本JC連携委員会

最近梅雨でジメジメしていますね。

そんなときは食べましょ、

Love&Meet

シューネン実行イインチョの井上です。皆さん、お変わりないですか?

さて、今回は松本城とそれを守った青年というテーマについてです。

松本城が、松本市民にとってかけがえのない宝であることは言を俟たないのですが、何ゆえかくも市民に愛されているのでしょうか?

理由は様々あるとは思いますが、個人的には、根底にあるのは、それは単に美しい外観や歴史的に貴重な天守を有している、ということだけでなく、松本城が市民に護られてきた歴史があり、その歴史を誇りに思う市民がいるからではなかろうか、という答えにいきつく今日この頃です。

市川量造いちかわエビゾー、否、りょうぞう)という人物は、松本市民であればAKB48の大島優子と比べるまでもなく誰でも知っている人物であると思います。

そう、松本城を救った偉大な市民ですね。

明治3年、時の旧藩主徳川幕府が滅び、廃藩置県 が行われのは明治4年7月。
全国144の城が歴史的使命を終え不要なものになったと考えられ、58のお城を残して他の全ての城は取り壊すことになります。当時は、「旧物破壊」の思想が吹き荒れていた時代。幸い松本城天守閣は58城の一つとして取り壊しは免れましたが、時の筑摩県は維持が困難と判断し、天守閣の払い下げと取り壊しを認めてほしいと申請、入札の上払い下げを行うこととなりました。
入札で天守閣などを落札したのは笹部六佐衛門。天守閣は235両(りょう)余、その他を合わせて309両で落札されました。
そのとき、貴重な建物をこわすべきではない!と松本下横田町副戸長であった市川量造がたちあがり、松本城を文化財として、また西欧の博物館のような施設として保存することを、明治6年から9年まで、ちょうどそのとき開かれていたウイーン万国博覧会にヒントをえて天守を会場に5回の「松本博覧会」を開き、その収入と有志の寄付で天守を買い戻しました。235両は今のコシヒカリで換算するとおよそ400万円だそうです。。。今の物価に置き換えてみると。。。すみません、調べてません。

当時の松本藩は、藩のとある思惑の下、廃仏棄釈 と言って寺院や仏像を壊して、人々を神道に強制的に改宗させようとしました。全国でも最も激しい廃仏毀釈が行われ、人々は御一新によって新しい時代が来ると期待していましたが、結局期待した変化はなく、大変失望し、古いものを破壊しても新しい時代や進歩がもたらされることはない、ことを松本の人々は身をもって知りました。
松本城天守が売られた時、古い天守を破壊するより残すべきだと民間の人たちが考えたのは廃仏棄釈のつらい体験があった、という背景があり、市川量造だけでなくその時の人々の力で松本城の解体が免れたれたのです。

ここで特に注目したいのは、何でもかんでも変えればいいもんじゃない(グレート・リセット!)、という点や、時の行政府である筑摩県が犯そうとしたように行政がやることだって過ちを犯すこともあるんだよ、というようなことではなく、松本城が救われたとき、市川量造は実に28歳(!)という若さであった点です。

彼に限ったことではありませんが、歴史上名を馳せた先人等の年齢の若さには驚くばかりです。

そう言えば、靖国神社境内の遊就館に展示されている若き青年軍人達の家族への手紙(又は遺書)は涙なくして読めないわけですが、齢10代から20代の青年等が書き上げたその文章から伝わってくる知性と品格に触れるにつけ、この頃の20代の青年の志や精神性の高さには畏敬の念を禁じ得ません。

さすが江戸~明治時代の頃の教育は、パネエ、失礼、半端ない、ですよね。

私個人はすでに「四十にして酩酊せず」の域に達した年齢ですが、我々現役世代は、当時の青年等の志高き精神(スピリッツ)から真摯に学び、互いに切磋し運動を実践していくべきであるという想いを一に今後も活動していきましょう。

それでは、皆さん、ごきげんよう。







 

2014/06/03

「Internationalである前に
Nationalであれ」


総務の井上です。 お元気ですか?

上の言葉は、2011年に松本の地で第30回全国城下町シンポジウムが行われた際、金美齢氏が講演の時に仰った言葉です。
当日は他の部会の設営があったためお話を聞くことは出来ませんでしたが、国際交流に臨むにあたって大変重要なメッセージであると感じたものでした。

さて、6月2日に行われた6月第一例会では、「国際」がテーマとして取り上げられ、JCの創立者ヘンリー・ギッセイバイアーとフリーメイソンの関係アンジュウコンと全城連の共通性など、面白い切り口で「国際」について論じられていました。 担当した広報国際委員会はお疲れ様でした。

さて、真の信仰とはすべての力の一致である、とはエンネモーゼルの言葉ですが、今回取り上げる「JCI creed」はおそらく世界各地でセレモニー時に謳われるクリード、つまり綱領、信条であります。
セレモニーの際に必ず唱和するものですので、現役メンバーで覚えていなかったり暗記で口にするのが自信がないという方がいらっしゃったら、下記に紹介しておきますので覚えるまで練習するようにしましょう。

The Creed of Junior Chamber International

We Believe;
That faith in God gives meaning and purpose to human life;
That the brotherhood of man transcends the sovereignty of nations;
That economic justice can best be won by free men through free enterprise;
That government should be of laws rather than of men;
That earth’s great treasure lies in human personality;
And That service to humanity is the best work of life


【和訳】
我々はかく信じる;
信仰は人生に意義と目的を与え人類の同胞愛は国家の主権を超越し
正しい経済の発展は自由経済社会を通じて最もよく達成され
政治は人によって左右されず法によって運営さるべきものであり
人間の個性はこの世の至宝であり人類への奉仕が人生最善の仕事である

ところで、総務政策発信委員会では実践をしておりますが、例会でやるセレモニーを毎回の委員会時にも取り入れて委員会メンバーで唱和をすることを強くお奨めいたします。

それでは皆さん、また会う日まで

再見!

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