委員会活動ブログ
この頃、事業や例会・理事会の後に開かれる飲み会のことを「意見交換会」ではなく「懇親会」と正直に称する傾向を微笑ましく感じる今日この頃の総務イインチョの井上です。
一般社団法人効果とでも言いましょうか・・・ ま、いいです。
さて、前回の投稿「松本SWOT分析」にて、SWOT分析について触れましたが、忘れてはいけないのが今回のタイトルにもあるKJ法です。
KJ法とは何か? ジャンバラヤ? ガンボ?
KJ法とは、ケイジャン料理 のことではありません。
ちなみにケイジャンはCajunと綴ります。
KJ法については、SWOT分析よりも多少の説明が必要と思いますので、簡単に説明をしますが、フィールドワークなどで得た膨大な情報・データ、またはブレインストーミングにより様々なアイディアを出し合った段階で、データやアイディアを、主にカードを使ってカテゴライズ・又は統合して、新たな発送を生み出していく一助とする技法がKJ法らしいです。
KJ法の4ステップ(ウィキ参考)
1.カードの作成
1つのデータを1枚のカードに要約して記述する。(※1枚に1つのデータだけ。複数書き込まない。)
2.グループ編成
数多くのカードの中から似通ったものをいくつかのグループにまとめ、それぞれのグループに見出しをつける。
3.図解化(KJ法A型)
4.叙述化(KJ法B型)
様々な用途に合わせて色々なサイズのカードが用意されている。
わたし達は様々なシーンにおいて、すでに問題や課題が明確になっていて具体的な解決策を導くことが出来る場合だけでなく、情報が多すぎたり複雑化していたり、一体全体どんな問題や課題があるのか、何からどう手をつけてよいのか判断しかねる状況というのが実際はよくあることだと思います。
そのような時にデータやアイディアを整理する技法として、このKJ法が有用であるというわけです。
KJ法の創始者 川喜多 二郎 氏はKJ法の普遍性を説き、「人が(混沌)とした状況に直面したとき、その(混沌)がいかなる場であろうと、KJ法は真価を発揮し得る」と主張されています。
皆さんも、是非それぞれの議論の場で取り入れてみてはいかがでしょう。
KJ法、お一つ、い・か・が??
みなさん、お元気ですか?
最近春めいてきましたね。
昨日は嵐のように風も強く、思わず場違いなエルニーニョか?と勘違いした総務政策発信委員会イインチョの井上です。
さて、今回はSWOT分析についてご紹介したいと思います。
これは、経営戦略を考察する際、よく使われる分析手法ですが、「SWOT」とは、S(Strength:強み)、W(Weakness:弱み)、O(Opportunity:機会)、T(Threat:脅威)の頭文字を短縮させた言葉です。
さて、SWOT分析についての説明は、むしろインターネットで調べていただければ私がここで語るよりも確かな情報が入手できますので省略いたしますが、松本のまちづくりや松本が抱えている課題・問題を考えていく上で、このSWOT分析の手法を用いることは有効であろう、と考えます。
松本という地域(まち)のどのような「強み」を活かしていくべきか、そして改善していかなければならない「弱み」は何なのか、どのような機会が転がっているのか、迫り来る、押し寄せる脅威とは何か?
点で捉えれば、それぞれの立場で常日頃考えられていることですが、組織が課題解決に取り組む時に重要なことは、そもそもどのような課題があるのか、それは緒本当に解決しなければいけない課題(問題)なのか?ということを共通認識として共有することだと思うのです。
それを整理する一つの手法として上記のSWOT分析のアプローチ・考え方があると思います。
3月20日に行われる55周年全体会議の場で、みんなで一緒にSWOT分析を用いて松本の魅力と課題(弱みと脅威もね)を議論していきたいと考えてますので、宜しくお願いします。
こんにちは、総務政策発信委員会イインチョの井上です。
お元気ですか?
今日は皆さんに、45周年のときに作成された松本JC宣言文をご紹介したいと思います。
松本JC宣言文
我々松本青年会議所は
時代の先駆者としての誇りと責任をもち
まちを愛し お互いを認め合う心を大切にし
アルプスフロントが個性豊かな輝くまちになるために
あらゆる鼓動と解け合いながら
積極的に考動することを宣言する
以上が、2004年の時に策定された松本JC宣言文で、これは50周年を迎える2009年までセレモニー時に共有されてきた松本JCの運動指針、当時の言い方で言えばメンバー間の意識レベルの向上と意識統一を確立する為の「基本的な柱」を定めたものであります。
当時、45周年を迎えた先輩方は、「今一度運動の原点に戻り、自らの存在意義を問い直し、松本JCを創設された先達の熱い思いを心に刻み、これからの次代に自らの使命を果たして得る為に、そして着実に運動を推進するために」、この宣言文を策定されました。
誰が為に何をか為さん
創設以来、明るい豊かな社会を創り上げる運動を継続してきた先達等が常に自らに問い続け運動の原点に回帰してきた足跡があります。
今年は創立55周年。
節目の年というのは、わたし達現役メンバーにとって現在を見つめ直し今後の運動の在り方を考えるうってつけの機会です。
本年度の総務政策発信委員会の活動指針は、脈々と受け継がれてきたJC精神(スピリッツ)を喚起し次の世代に繋げる運動の原動力となるべく、明日の松本JCの礎を築く一翼を担うことです。
そして何よりも9月27日の55周年式典に向けてメンバー全員の意識を高められるよう活動をしていきたいと考えております。
日々是JC
よろしくお願いします。
こんにちは
「日々是修練」の総務政策発信委員会の井上です。
皆さん、お元気ですか?
ところで皆さんは「アビリーンのパラドックス」をご存じですか?
ウィキリークス、もとい、Wikipediaによると、経営学者ジェリー・B・ハーヴェイ (Jerry B. Harvey) が著書『アビリーンのパラドックスと経営に関する省察』The Abilene Paradox and other Meditations on Managementで、この現象を説明する小話の中でハーヴェイが用いた町の名にちなんでつけられた名称だそうです。
以下はその要旨です。
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ある八月の暑い日、アメリカ合衆国テキサス州のある町で、ある家族が団欒していた。そのうち一人が53マイル離れたアビリーンへの旅行を提案した。誰もがその旅行を望んでいなかったにもかかわらず、皆他の家族は旅行をしたがっていると思い込み、誰もその提案に反対しなかった。道中は暑く、埃っぽく、とても快適なものではなかった。提案者を含めて誰もアビリーンへ行きたくなかったという事を皆が知ったのは、旅行が終わった後だった。
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ある集団がある行動をするのに際し、その構成員の実際の嗜好とは異なる決定をする状況をあらわすパラドックスのことを指す事例ですが、皆で決めたことに対して「実はこう思っていた」とか「本当は反対だった」とか、みなさん、多かれ少なかれこのような経験ありませんか?
これは民主主義における機能不全の一つを象徴する話だと思うのですが、これを防ぐ為には構成員同士の意思の確認作業が非常に重要なわけです。つまり「議論」ですね。
議論をするということは、数ある主張を比較検討する中で、それぞれのもつメリット、デメリット、あるいはその価値などが検討され、意志決定を行う際の重要な判断材料を提供することができ、それによって適切な意志決定が実現する可能性が高くなるという建設的な効用のみならず、上記で紹介されるような「不作為の作為」的な機能不全を防ぐ意味でも大変重要なわけです。
また、「何かやる」ことがすでに決まってしまっていても議論になりません。手段の目的化が生じるような状況でよく起こる現象で、特にJCにおいてはよく見かけます。
毎回の議論の場において出される意見の一つ一つは、少しでも事業目的達成に近づく要素を含有している可能性があり、それは時に相反する価値観を内包していたものであったとしても検討する価値があり、検討すべきであると思うわけです。
この過程を蔑ろにして「もう決まったことだから」としてしまうと議論が成り立ちません。
議論の場は常に用意されており、それを活かすも殺すも自分達次第です。
限られた時間の中で答えを出していかなければならない過程の中で、議論を行う難しさを日々感じる今日この頃、正に「日々是修練(ひびこれしゅうれん)」というわけです。
それではまた会える日まで、ごきげんよう
地域の輪郭創造委員会またまた開催中o(`・ω´・+o)
明日は担当例会ということで最終調整中v(・∀・)v
いよいよアレの発表があります。
今日は多分胸がいっぱいで眠れません。。。
。。。。(´-ω-`)))コックリコックリ。。
こんにちは、55周年実行委員会の委員長、井上です。
皆さん、お元気ですか?
2月27日に行われた第1回の全体会議には30名以上ものメンバーの皆さんにお越しいただき誠にありがとうございました。
松本青年会議所は、55周年というこの節目の年の9月27日に式典事業を行う。。。
松本JCに限らずどの民間企業や自治体や国家にとっても節目の年というのは特別な意味を持ちます。(と思います。)
とかく人間というものは、現在与えられている環境を当然のものとして享受してしまいがちですが、我々がこの節目の年に式典事業を行うことができる、ということは全くもってありがたい、有難いことなんだと思うわけです。
これは、創立より今日に至るまで「明るい豊かな社会を築き上げたい」という共通した理念のもと運動を展開してきた諸先輩方の弛まぬ努力があったからに他なりません。
我々はそのことを十分理解して9月の式典に向けて準備を進めなければいけないと思っております。
た・だ・し・・・、ただ単に先輩方への感謝の念を表すだけの機会に終わってしまうようでは松本JCの名が廃る!というものでしょう。
我々は現在を生きる責任世代として、次代を生きる子ども達の明るい未来の為に、55周年というこの特別な年に、我々の運動の集大成を昇華させ、世の中に大きな一石を投じていかねばならないと思うのです。
そうでなければ、やる意味ないでしょう?
どのような式典事業になるのか現時点ではイメージできていない状況ですが、現役メンバーの総力を以って創り上げていけるよう取り組んでいきますので、決意表明ということで皆さんお付き合いの程よ・ろ・し・くお願いします。
2014委員会活動ブログです。
よろしくお願いします。