三役ブログ
2月24日は中信地域における、長野ブロック協議会会長の公式訪問が行われました。
長野県のJCは、北信、東信、中信、南信の4エリアからなりたっていて、ブロック会長は毎年かならずすべてのエリアを公式訪問します。
もともとJCを含め、この種の類似の団体すべてにいえると思いますが、各地域に同じ理念を共有する組織が点在しておりますので、仲間意識から横との連携をとろうとする傾向があります。それが地元の地域なのか、県外なのか、海外なのかにかかわらず、とにかくいろいろな訪問が好きです。
松本JCが台湾や韓国などの海外の組織との連携をとって訪問しているのと同様、長野県内の組織との連携の場としてブロック会長の公式訪問という機会があります。日本全国規模の連携の機会として日本JC会頭が全国のブロックを回る日本JC会頭の公式訪問というものあります。とにかくいろいろな訪問がよく行われています。
各種の訪問というのはそのような機会ですので、参加する機会を得たときは、できるだけ初めて会う他の地域のメンバーと名刺交換をしていろいろな話を聞いて帰ってくるのが楽しみであり、魅力である、という声を耳にします。
参加されたメンバーはどのような感想を持たれたでしょうか。またいろいろな機会に感想をきかせてもらえればうれしいです。
安寧(あんにょん)はせよ!
松本JCは、日韓ワールドカップのときから約18年にわたって、韓国の平澤(ピョンテック)JCと友好JCの関係にあり、相互訪問をして交流や情報交換をしています。本年も2月20日から23日までの日程で5名のメンバーで訪問してきました。
ピョンテック市はキョンギド(京畿道)の南の都市でソウル特別市(トクピョルシ)から車で約1時間程度のところに位置します。日韓関係はマスコミやインターネットでは様々な軋轢が報道されるのですが、実際に行ってみるとそのような雰囲気はまったく感じません。63 周年の記念式典では、地元議員などから日本松本JC(イルボンソンボンJC)に対して参加への謝意が述べられ、松本JCからも関谷理事長がお祝いのスピーチをしました。
松本JCは台湾と韓国という2つの国際ネットワークをもっており、青年会議所のなかには姉妹JCがないところもあることを考えれば、この点でも会員にとって人生の幅を広げる機会を提供しています。感謝(かむす)はむにだ。
2月17日、毎月1回開催している理事会がありました。
理事会は、青年会議所において、具体的な活動内容を決定する機関です。青年会議所の事業は、理事長でも副理事長でも、さらには総会でもなく、この理事会によって決定されます。
そんな松本青年会議所の理事会を構成する理事は1年間だけの期限付きでメンバーのなかから選ばれ、入会を承認されたメンバーは原則として全員理事を経験すべきものとされています。
大きな青年会議所になると理事を経験できないまま、青年会議所活動を終えてしまうこともあるようですが、松本JCではメンバーとして承認された以上全員に理事を担当する機会があります。
この、役職を1年任期にしてできるだけ多くの会員に経験させるというシステムは、「単年度制」などと言われ、正会員の年齢制限制(20歳から40歳)とならんで、他の公益法人にはない青年会議所らしいシステムです。
2月13日、長野ブロック協議会主催のVMVセミナーが伊那で開催されましたので参加しました。
VMVセミナーというのは日本JCのセミナーのうち、JCIのVision、mission、values(creed)について学ぶセミナーで、公認プレゼンターの方によるレベルの高いセミナーです。長野県内から170人程度参加し松本JCからも20人程度参加しました。
JCIのCREEDなどについては、各自が自由に解釈してよいものとされており、私自身も自分なりのJC論は確立しているつもりですが、あらためて、JC活動の基礎となる価値観に向き合うよい時間となりました。
2月12日、広報国際委員会が公開委員会を開催したので参加しました。
委員会というのは普通は委員会メンバーのみで開催するのですが、これを、メンバー全員向けに公開して、委員会以外のメンバーにも来てもらって、委員会活動の目的を達成しようとする場合があり、これを公開委員会と呼んでいます。例えば、委員会で講師を呼んで勉強会をする場合や、多くのメンバーから意見を聞いてみたい場合などに行われる場合があるという印象です。今回は、台南訪問事業での学びを改めてみんなで考える機会を提供するという目的で公開委員会が開催されました。
松本JCは、台湾そして韓国の青年会議所とのつながりを持っており、松本地域でその強みを生かしていきたいと感じます。
2月10日、臨時三役会を開催しました。
通常毎月一回開催される三役会ですが、この日は新入会員のトレーニングを目的とする「人間力開発委員会」より、三役会開催依頼があったとのことで、理事長の判断で臨時三役会を開催することになりました。
新入会員トレーニングの委員会は、その年の新入会員全員と、通常最終年度のベテランメンバーの理事のなかから委員長を選び、他に理事のなかから副委員長を選んで構成されます。今年はこれまでに16人の新入会員が承認されているので、新入会員16人と委員長、副委員長という松本JCとしては大きな委員会です。
新入会員をトレーニングするために固有の委員会を設置するかどうかは青年会議所によってまちまちで、設置し続けているのは長野県内の青年会議所としてはむしろ珍しいケースのようで、松本だけだと言われることもあるくらいです。毎年ある程度固定された事業を新入会員の委員会が担当し、正副委員長の責任のもと、議案作成まで含めて、事業実施、報告まで担当していくことになります。
今回は、子どもまつり担当班とエコリンピック(街の清掃活動)担当班のメンバーが正副委員長とともに企画の説明にきてくれました。新入会員のみなさんはどのような感想をもたれたでしょうか。また感想を聞かせて下さい。
2月5日、毎月一回開催している「三役会」を開催しました。
青年会議所の事業は、各委員会で企画したものを理事会で承認してもらってはじめて実施できます。その理事会の承認を求める前に、企画内容を精査し、問題点を洗い出し、理事会に上げるか上げないかなどを検討する場が、三役会です。基本的に事業を企画した委員会の委員長が、三役の意見を聞いて、修正すべきところは修正するという流れになります。
三役会は、松本JCでは特に規定はなく慣行的に実施されている会で、特に、三役会で議案を承認したりするわけでもなく、三役会を経たからといって、理事会の上程が三役全員の総意で上程することになったりするわけではないのですが、理事会では、三役以外の理事の意見をできるだけ聞くということで、理事会で、三役の理事が発言するのは、差し控えることが多いので、三役会の場で三役のみなさんは意見を言うことになります。
しかし、もちろん、三役も理事ですから、理事会で発言することもできるし、反対票を投じることもできます。三役会での意見が理事会上程内容に反映されていない場合は、理事会で三役から質問意見が出るかもしれません。
2月3日2月第一例会が開催されました。
例会というのはメンバーみんなが集まり、担当委員会が研究発表等する機会です。第一例会といって、最低月に一度は例会をやることになっていますが、月に一回以上例会をやることはまずないので、メンバーみんなが集まる月に一度の機会ということになります。
松本JCでは、たとえ他の事業には出ないメンバーも月に一度の例会だけは出るという感じで、最も重要視されているものです。当然、その月の担当委員会は勢力を結集して臨んできます。今回も91%という高い出席率のなか例会が開催されたのでした。
内容としては、松本JCの存在意義ということでしたが、当然のことながら、すべてのJCメンバーはJCとどのような関わり方をするか自由に選ぶことができます。社交、人脈形成、懇親、トレーニング、事業、イベント、街づくり、理念、など、どれか1つでも複数でも、どのような関わり方でもできます。それはすべて自由です。決まっていません。今回の例会で配布されたアンケート調査結果でもみんな様々な関心からJCと関っていることが見て取れました。やはり社交や人脈形成を目的としているメンバーが多く満足度も高いようです。
このブログは「三役ブログ」といいますが、松本JCの中の三役が日々の雑感やJC活動の出来事を投稿しています。
「三役」というのは青年会議所において、「理事長、副理事長、専務理事」の3つの役職をいいます。私は本年度副理事長を受けるにあたって、ある先輩から言われた言葉で、副理事長は実際に事業を作っていく委員長や委員会と同じ目線だけでものを見ていてはいけない、副理事長は自分が担当する委員会の事業でも、副理事長としてもっと高次元の大局的な視点でものを見ていなければいけない、それが担当副理事長の役割である、だから理事会上程の際でも担当副理事長の補足意見がないということはありえない、と言われたのが印象に残っています。
私がそのようなものの見方ができるとは到底思えないのですが、この三役ブログも少しでも三役らしいものの見方ができるようになればいいなと思っています。
2014三役(理事長・副理事長・専務理事)による活動ブログです。
よろしくお願いします。