憲法問題委員会(井上,大蔵,中野)

こんにちは。本年度,日本JC憲法問題委員会に出向の中野まさしです。

いよいよラストとなる委員会が東京都新宿区某所にて「忘年会・卒業式」と題して行われました。

すでに事業は終了しており,時期が時期ですので,今回は「打ち上げ」なのですが,委員会スタッフの皆さまや卒業生の言葉に感銘を受けた次第です。

日本JCのなかで,最もアカデミックな委員会。それが憲法問題委員会でした。

憲法問題にJCとして向き合うなかでたくさんの学びがありました。
■日本国憲法も明治憲法も等しく近代憲法であること。
■近代憲法は,JCの信条であるJCI-Creedと同じ思想で作られていること。

 ※「free men through free enterprise」(経済的自由・反共産主義),「That government should be of laws rather than of men」(法の支配・反共産主義),「That earth's great treasure lies in human personality 」(個人の尊厳,人権保障,反共産主義)
 ※だから「現行憲法には権利ばかり書いてあって義務が書いてないから駄目だ」というようなレベルの議論はJCではしていません! 
 
■そして,等しく近代憲法でありながら,明治憲法にあって,日本国憲法にはないもの,またはあっても不十分にしかないもの。その価値,その意義。
■憲法問題に取り組むことがナショナルアイデンティティの「創造」(むしろ取り戻し,回復,奪還というべきか)に結びつくものである。

以上のようなことを学び,感じ,あるいは再確認することができたと思います。


写真は憲法問題委員会スタッフみんなで記念撮影をする,すでに表情が尋常でない井上副委員長(左から三番目)