いよいよ5月3日から「憲法アクションDays」が始まり全国各地で憲法事業が開催されます。
5月はやばい、5月3日に東京⇒和歌山ってどんな予定ですかああ、の井上です。
本年度は私が日本JCで憲法問題に取り組む委員会に出向している関係で、我がLOMでも5月17日に「憲法アクションDays in 松本」をあがたの森にて開催する予定です。
さて、憲法問題というと、どうしても「護憲か?改憲か?」という二極対立で捉えられることが多く、どうしても一般の方にとって身近な議論にならなかったことと思います。
我々委員会は、今回の事業を通じて、憲法をもっと身近に感じていただき国の在り方、国民一人ひとりの幸福について考えるような機会を提供するべく準備を進めております。
ここまでは、PRです。
護憲か?改憲か?
実は、こうした議論はすでに不毛である、と思ってます。
変えるべきか?変えざるべきか?ではなくて、何を変え、何を護るのか?という議論をもっとすべきです。
憲法第96条で、憲法改正は国民固有の権利ですから、変えることを否定しては、むしろ憲法違反です。
・・・そういう意味では、最近私は“護憲派”でもあり“改憲派”でもあるのかな、と感じてます。
皆さんは、憲法の何を変え何を護るべきだと思いますか?
市民力よろしこ。
※第9章 改正
〔憲法改正の発議、国民投票及び公布〕
第96条この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
2 憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。
平成23年4月21日、昨年度「宮脇式植樹」を行った(社)熊谷青年会議所まで取材に行ってまいりました。
熊谷市は2007年8月に日本最高気温の40.9℃を記録し、「あついところ」というイメージがあります。
昨年度、木を植えて、いのちの森を増やす活動を「木を植えよう、熊谷の未来のために」と題して行い、真剣に森づくりに取り組んでいます。
(社)熊谷青年会議所は熊谷市役所の一角にあります。
取材に答えていただいた(社)熊谷青年会議所 新井事務局長。
取材の報告は(社)松本青年会議所 5月第一例会(公開例会)にて報告いたします。
(社)熊谷青年会議所のみなさま、我々松本青年会議所の取材を快く受けて頂き「宮脇式植樹」について熱い思いと取り組みについて教えて頂き本当にありがとうございました。
(社)松本青年会議所 植樹事業に、今回の取材で得たものを取り入れ、本物の森づくりをおこなっていきたいと思います。
命の心育み委員会 副委員長 水谷俊郎
宮脇式植樹を行政が率先して行っている行田市へ取材に行ってきました。(平成23年4月21日)
取材申し入れをしたところ、なんと工藤正司行田市長が直々に取材に応じて下さり、横浜国立大学名誉教授 地球環境戦略研究機関国際生態学センター長 宮脇昭先生の宮脇式植樹についての取り組みを熱く語って下さいました。
この取材の報告は(社)松本青年会議所 5月第一例会で行います。
今回取材をさせていただいた埼玉県行田市をご紹介させていただきます。
室町時代の文明年間(15世紀後半)成田下総守顕康泰によって築城されたと伝えられている「忍城」(「おしじょう」)。
石田三成が利根川・荒川の水を引き入れて水攻めをしても落城しなかった忍城は、城が浮くから落城しないとうわさされ別名「浮き城」とも言われているそうです。
117万部突破の大ベストセラー「のぼうの城」 豊臣軍2万人VS忍城軍500人 が映画化され2011年秋に全国東宝系でロードショーされるそうです。
行田名物「ゼリーフライ」
ゼリーというからお菓子のセリーを想像していましたが、全く別物で衣がついていないコロッケといった風情のもので、ジャガイモにネギやにんじん、さらにたくさんのおからが入っているそうです。食物繊維が豊富でヘルシーでした。
小林副理事長と百瀬君
ゼリーフライをいただいた かねつき堂さん
取材に快く応じて下さった、工藤正司市長はじめ行田市役所のみなさま本当にありがとうございました。
今回教えていただいた事をメンバーに伝え、本物の森づくりをしていきたいと思います。
命の心育み委員会 副委員長 水谷俊郎
松本青年会議所が実行委員会に参画している「2011新社会人激励のつどい」が4月6日開催されました。
その昔は「郷土産業就職者激励大会」と称し、この地域に就職された新社会人の皆さんを、郷土の代表として歓迎します!!という意味を込めた催しです。
毎年実行委員会に参画し、理事長が開会の挨拶を、そして担当副理事長が総合司会を担当させていただくのが恒例となっています。今年の担当は市民力サポート推進委員会。
写真は、我らが中田理事長。自社の新入社員が参加しているということで、緊張の中での開会の挨拶でした。ちなみに新入社員のみなさんに理事長の印象を聞くと「優しいですよ」って言っていました…。
司会は…。
この会に参加された新社会人の中から、私たちの仲間になってくれる人材が出てきてくれることを期待します!!
3月26日(土)栄村へ未来のJAYCEE育成員会、私小川原健太と山添道雄君との2名で人道支援に行ってまいりました。
毎日のように東北地方での災害の状況がメディアで流れる中、同じ長野県内での被災状況がどのようであるか、またそこに住む人々がどのような生活を送っているのか、自分の目で確かめ少しでも役に立つことができればと思い栄村へと向かいました。
写真でもわかるように栄村ではこちらでは考えられないような大雪でした。行く途中、車が何台かスリップし道路脇で動かなくなっているのを見ました。そしてなおさらに被災地の人々の大変さを私は感じざるをえませんでした。
栄村につき役場に入り我々は、ゴミ捨て場の手伝いを命じられました。現地ではまだゴミ処理の復旧が進んでおらず校庭をゴミ捨て場代わりにし地震で散らかった家のゴミをみなが持ってきていました。そこで働いている人たちは我々ボランティアのメンバーだけでなくまだ家の片づけも終わってない栄村の人たちが大勢いたことに驚かされました。
午後になると、「赤紙(被災で壊れ立ち入り禁止になってる建物)の貼ってある家のタンスを2階から降ろしてくださいという依頼が来てます」と言われ、我々は単純になんて矛盾した話だと思いました。その後「無理だと判断したなら、断ってくれていいからね」といわれ、とりあえず役場から40分離れたその家への雪道に車を走らせました。しっかりとした地図もなくナビに登録する住所もわからないまま、「ほかの道は雪で通行止めだから大丈夫」と余計に不安になりそうなお言葉をいただきそこへ向かいました。
通りがかりの消防士の方や、ボランティアの人に道を尋ねながらなんとか着いたその家はちょっと傾いているかなといったぐらいで、これで進入禁止なのと思うような感じでありました。さらに近づいてみるとその家の方々が気にすることなく出入りして荷物を運び出しているのが見えたので、家に入るのは大丈夫であろうと思い手伝うことを決め、声をかけました。そして家の中に入ってみると、外からは想像もつかないほどの状況でした。階段は傾き、鴨居が落ちかかりそれを支える襖、壁は崩れ、ぐちゃぐちゃという表現では言い表せないような状況でした。我々はそこで自分たちの考えに間違いがあったことを気付かされました。車内から見る栄村の住宅はちょっと傾いてはいるけれども、ちゃんと原型をとどめており、テレビで見るような東北の状況とは違い、大変なことではあるのだけれど、ちょっとした安心感を抱いていたことが安易であったことに。非常に自分が恥ずかしく思えました。だからこそそんな恥ずべき自分を戒めるがごとく精一杯タンスを降ろすこと、その後我々のできる範囲の片づけをさせていただきました。今でも忘れません、最後にその家の方々の「ありがとうございました」という言葉を。
今回の震災で私は非常に暗い気持ちになり悩み混乱しました。自分には何ができ何が必要とされているのだろうと。今回はたまたま現地に赴く機会を与えてもらい、行くことができましたが、様々な要因でそれができない方々も大勢います。震災の直後すぐにでも駆けつけ助けに行きたかった人がどれだけいたのか、その人たちの気持ちを考えると本当につらい気持ちになります。その結果私なりに現時点での考えが生まれました。我々には責任があります。それは震災の影響をあまり受けなかった責任です。だからこそ我々はこの松本をより一層盛り上げて、元気にしていかなくてはいけないと。それこそが水に投じられた石が波紋を広げるが如く被災地に広がっていくのではないかと。きれいごとと思われるかもしれませんがそう思われないように精一杯仕事をし、精一杯人とつながり、精一杯生きていきたいです。水野谷直前理事長に教わりました。青年会議所の運動の本当の目的は世界平和であると。自分にはその意味はまだしっかりと理解できていないかもしれませんが、それを心におき行っていくことが復興への近道であると信じようと思います。
社会人というものになってまだまもなく敬語もまともにしゃべれない自分が、非常に歯がゆいですが、ともかく何でも精一杯やらなくてはならないなと、今回の震災、栄村人道支援で私が感じたことです。
最後に今回の被災を受けた方々への哀悼の意を表するとともに、より早くの復興を願います。
4月5日の例会を担当致します、
地域(まち)の未来創造委員会です。
100%委員会!!
いつもありがとうございます。
プロフィール
このブログでは、松本青年会議所の委員会活動の様子をお伝えします。様々な行事の裏側をご覧頂けます。