2月6日(日) 埼玉県 行田市に於いて、~都市にいのちの森を~というテーマのもとシンポジウムが開催されました。

あの宮脇先生がシンポジウムをしにお見えになる・・・ということで、植樹を担うわれわれ命の心育み委員会を代表し、わたくし中澤お話をお聞きしに埼玉県は行田市まで行って参りました。
上越道、関越道を乗り継ぎ到着致しました行田市は市長の工藤 正司さま自らが宮脇方式植樹に魅せられ、市をあげての事業として親子植樹祭をなさっているそうです。
宮脇先生の孫弟子にあたるドイツのリチャード・ポット教授の発表・・・ドイツ語の同時通訳宮脇先生、も実例に基づくとても感心させられる内容でした。
上海からお見えの達(ダー)教授のお話は上海万博に絡めてのお話で、記憶に新しく身近に感じられました。
途中、行田市の親子植樹祭に参加した小学生の作文発表では一生懸命に声を出す子どもさんに思わず涙してしまいました。


いづれにしましても、植樹するにあたって心に引っかかっていた部分・・・
なんで命の尊さを知るのに植樹なの?・・・
先生曰く
「苗木に実際に触れて植樹することが生物的本能に作用するんです。」
というお言葉、子どものにこやかな顔を見ていたら本当だなと思いました。

一つおまけ話があります。
今回のシンポジウムは無料だったのですが、整理券が必要でした。事前に電話して伺ったのですが、なんと!!!
「今日は遠く松本からもお客様がお見えです。」と先生が会場の皆さんの前で言って下さいました。
500人の会場でしかも埼玉県 行田市・・・
そんな中たった一人松本からの私一人のことに触れて下さったんです!!
運転の疲れも吹っ飛んだ瞬間でした。
ナショナリズムならぬ「松本イズム」を感じ、鳥肌立つのを感じました。
もちろん隠れて泣きました。
世界の宮脇ですから。

※会場入りがギリギリで最上段の遠い席から写真撮りました。ピンボケご容赦願います。

命の心育み委員会      委員長 中澤 伸友