2月11日~13日、台湾の台南市へ行って参りました。もちろんプライベートではなくJCの事業として。松本JCは台湾の台南女國際青年商會(台南LJC)と姉妹JCの締結を行っており、2月12日に台南LJCの新旧の会長(松本JCでいう理事長)の交代式典が行われるに当たり、その式典にご招待いただき出席させて頂いたものです。その姉妹交流も今年で記念となる20年目を迎えます。
毎年この会長交代式典には松本JCも出席させて頂いておりますが、私自身は2007年、2010年、そして今年とで3回目となります。それぞれ新年度の会長の特徴を出した式典およびその後のパーティーが開かれます。この式典は恐らく台南LJCメンバーにとって1年で最も大切にしている事業ではないかと思います。もちろん、1年間の中では青少年事業、まちづくり事業、アカデミー事業など、市民の方々との協働事業やメンバー育成事業も行われてはいます。ただこの新旧会長の交代式は最も厳かで、かつパーティーは最も盛大に行われていると感じます。
またこれは日本と台湾の国民性の違いだとは思いますが(言葉がわからないのも一因かもしれませんが)、それだけ大切にしている式典でありながら、いつ始まったかがわからない、とうか気が付いたら式典がスタートしていたり、来賓のお客様が頻繁に出入り(遅刻・早退)したりと、日本人の我々からすると少し時間やかしこまった式典に対する考え方が違うことを感じます。
ただ、台南LJCの松本JCとの20年に渡って行ってきた交流に対する思いは非常に熱く、またこの20年をそしてこれからの交流を非常に大切に考えています。もちろん我々も大切に考えていますが、彼女達のその強い思いというのは恐らく訪問した松本JCのメンバーみんなが感じ取っていることだと思います。台南LJCの歓迎ぶりはまさに「熱烈歓迎」です。といっても表現しづらいですが、本当に熱烈なおもてなしをして頂いております。確かにそのことにも驚きますし感動もしますが、しかしそれ以上に彼女達のその思いというのを強く感じます。
今年姉妹交流20年を迎えるに当たり、そんな彼女達の思い、もちろん松本JCとしての思いを大切にした20周年の式典および事業を行っていきたいと考えております。この周年の式典はここ日本・松本の地で行います。今までの20年間の交流を支えてきていただいた台南・松本の両先輩方に敬意と感謝をお伝えできる場、またこれからさらに飛躍した交流をしていける場とできるようにしてまいりたいと改めて感じさせられた台南への訪問となりました。