皆さん、楽しんでますか?
最近全てが消化不良の専務井上です。
過激な管理人のブログの後を受け、穏和な金曜ブログの日が今日もやって参りました。と言ってもすでに時間は過ぎておりますが(-_-;)
さて、お隣の朝鮮半島を巡る緊張状態が続いています。こういう事態になると改めてお隣は単に「休戦中」であって「戦争状態」であるということを認識させられます。
今後どのような展開になるのか目が離せませんが、基本的に日本がやれることはあまりないでしょう。
それにしても北朝鮮は仮想敵国として日本を設定しているわけですから(大陸の〇国もそうですが)、今回の事態は日本にとっても対岸の火事ではありません。
ここで前回からのブログの続きですが 「憲法第9条」のお話になるわけです。
前回、憲法9条が国民の生命と財産を守ることに何ら寄与しないという意見を述べました。
ここで確認しなくてはいけないのですが、平和憲法の象徴たる「憲法9条」は戦後の日本を守ってくれていたのか?ということです。
一つ言えるのは、戦争放棄を宣言している9条が、確かに他国の平和に対して貢献しているという事実です。
しかし、9条により自国の平和が守られる保証はどこにもありません。それを立証したのが流出ビデオで国民の知るところとなった中国の尖閣領海侵犯事件なのです。
無論、日本国民の安全を守ってきたのは皮肉にもけっこう嫌われている在日米軍であり、尊敬すべき自衛隊の存在(決して暴力装置ではない)であって、憲法9条ではないのです。戦後、9条があるにも関わらず、在日米軍や自衛隊によって守られてきたことを認めることから憲法論議は始まると思います。
憲法9条については、集団的自衛権の話などいい足りないのですが、最後に9条の条文を掲載して今回の柔和なブログはオシマイです(^-^)v
皆さん、また来週~\(^o^)/
憲法第9条
一、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
二、前項の目的を達成するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
WW2の日本の戦友、同じ敗戦国のドイツ、イタリアにはずーっと前から軍隊があります
“永久に放棄”するわけにはいかない
日本国民の生命と財産を守るために、外国人(または傭兵)は断固として戦ってくれますか?
私たちはもちろん、息子や娘を戦場に送る覚悟も必要(もちろん嫌ですが)
そして日本のエスタブリッシュメントの子弟の“兵役逃れ=例外”も許さない
もちろん周辺国が侵略してこないのが一番です
憲法改正に反対するのは今や中国やロシアのシンパでしょう・・・・・
仮に彼らの理想とする社会にもっと近づく可能性がある改正であってもきっと「変える」こと自体に反対するような・・・
そういう意味では非常に宗教的というか絶対主義的というか。
コーランやバイブルを書き換えるわけじゃない
人類にとって普遍的な道徳や哲学の書でもない
憲法って、基本的には私たち国民の尊厳を守るために、国家が国民に対して、してはならないことを定めた法規であると思います。また憲法はそれで良いのだ、と私は思います。
ひとつ物足りないかなぁ、と思うのは、私たちはどうありたいのか、そういう視点があまり強調されずにここまで来たことでしょうか。
例えば、私だったらこういう日本国の日本国民でありたい、陳腐なナショナリズムではなくてね、今更ながらに考えてみる時節なのかもしれませんね。