皆さん、体調いかがですか?

この頃寝不足気味の専務井上です。体力低下による風邪には気を付けましょう。

11月10日の財務省の発表で「国の借金」が9月に908兆8617億円に達し、過去最高とのこと。国民一人当たり714万だそうですが、そろそろこの「国民一人当たり」で割る、という不毛なわり算は止めてもらいたいものです。このような論調がすでに破綻して久しいのに未だマスコミは財務省発表の垂れ流しです。

金曜日の夜のあるニュース番組で女性コメンテーターが「金融政策には限界がある、実体経済を何とかしなくてはいけない!」とテレビメディアでは珍しく真っ当なコメントがでたな、と感心したとこですが、「無駄を削る!」と謳って約1年、どこぞの政府は事業〇分け第3段という政治show に時間と金を費やすくらいでさしたる成果も出せず蓋を開いたら国の借金過去最高!
・・・て笑い話ですか。

さて、どうでもよい話なのですが、久しぶりに美味いビールに出会いました。それは、サッポロが出している「銀座ライオン」です。



私が愛飲しているプレミアムモルツがホップの独特な香りでオリジナリティ出しているのに対し、こちらは麦芽の風味とバランスで勝負!といったところでしょうか? しっかり王道でいく、という姿勢に好感度大です。

本題に移りましょう。

先週のブログでも取り上げたsengoku 38の件ですが、中国漁船領海侵犯の映像の“情報提供を行った”海上保安官の処遇がマスコミ的には注目されております。

当の海上保安官が大なり小なり内規違反を侵している点については疑いの余地もないわけですが、世間で騒がれている国家公務員法違反に問われるか否かは意見が分かれるようです。

担当弁護士(中野氏ではない※メンバー向けネタ)の話によると逮捕された海上保安官は大変真面目な印象だそうで、本当にやったのが彼ならば今回の映像流出に相当の意気込み(正義感?)で臨んだものと推察致します。

それにしても自分の名前を使われ相当頭にきているのか、仙石さんの海上保安官に対する態度はかなり厳しめです。ある意味“毅然とした”態度で臨んでいるわけですが、その態度、何故に衝突してきた中国漁船の船長含めそちらの方々に出来なかったのでしょうか?

今回、私が注目(心配)しているのは、中国漁船の船長を“いろいろ配慮して”釈放していることを踏まえた上で、かの海上保安官にどのような処罰が下されるか?ということです。

仙石さんは厳しいこと言ってますが、「国益に反するか否か?」という観点から言うと、さっさとビデオを公開した方が良かった、と見る国民は大多数で(これはきっと間違いない)、領海侵犯で中国漁船の船長等を逮捕した事実が明らかである以上ビデオの内容を公開して日本国に不利になるようなことがどこにあるのかもう一度政府は説明をしなくてはいけないと思います。海上保安官はそのような状況の中、言わば政府が“いろいろ配慮して”隠していた情報を内部告発してくれた、と前向きに捉える国民は少なくないと思いますが、皆さんはいかがお考えですか?


「情報流出」を一方的な立場で断ずるのではなく、そもそも何が大事だったのか?国益とは何か?という視点を以て本件の行く末を追っかけていきたいと思います。

それではまた来週(^o^)/~~