「俺と同じ苗字かぁ・・・・・・嫌だなぁ(笑)君は今日からカンダくんだ。」
昨年の新入会員担当委員長の一言により、彼には何の縁も所縁もない「カンダ」という名称が授けられ、僕たち「09人間力(with T)同志」の中では「カンちゃん」の愛称で親しまれた。
カンちゃんは頭の良い男だった。
その頭の回転の速さから生み出される彼のユーモアに、僕は何度もベロを出しながら腹がよじれる程笑った。
また、カンちゃんは仲間を大切にする気持ち良い男だった。
同期では僕と二人だけで参加した昨年の沖縄での全国大会、カンパをくれた同期の仲間たちのために、時間がない中で一生懸命お土産を探す彼の姿が忘れられない。
「人は周囲の人に何かを教え、何かを残す一番いいタイミングであの世へ旅立つ」
そんな言葉を聞いたことがある。
まだそんな風に昇華出来ない反面、彼が亡くなってから一週間、確かに彼から教えられ残されたものがあることにも気付く。
こんな悲しい思いをしても、やはり彼に出会えて本当に良かったと思っている。
彼と1年半、凄く濃い時間を過ごすことが出来て本当に幸せだと思えている。
宮下眞一。
親不孝の大バカ野郎だけど、お前は一生同志だ!
これからもずっとずっと同志だ。
いつまでもいつまでも大切な仲間だ。
ありがとうな、カンちゃん。
本当にありがとう!