皆さん、楽しんでやってます?
JC の2チャンネラー専務井上です。
今週は、全国大会で小田原に前乗りしているため今週のブログはネットリサーチなし、リンクなし、データベースなしでソフトな話題でいきたいと思います。ご容赦ください。
そういえば10月からタバコの値上げだそうで、喫煙者の皆様心よりお気の毒様です。
今後2兆数千億円ものタバコ税収入がどのような影響を受けるか注視していきたいと思います。
さて、近頃尖閣諸島やら北方領土やら日本を取り巻く状況が何か良からぬ方向へ動き出し、大変憂慮すべき情勢になっています。
日本のマスコミ(特にテレビ)は、一つ一つの事象については取り上げるのですがマクロ的視点でそれらの背景を捉えた報道をしてくれないので世界情勢がどうなっているのか把握が困難です。
今回の尖閣諸島を取り巻く領土侵犯事件で、日本企業のリスクヘッジが加速し中国への投資は更に減少すると思います。
実は、日本の中国への投資はすでに減少傾向になっており、テレビで明るみになる以前から民間企業(特に中小企業)はチャイナリスクについてすでによく理解していると伺えます。
いずれにしても、こうした民間企業のリスクヘッジは中国の不動産バブル崩壊を早める結果になるのでしょう(今年中かな?)。そうなった場合世界経済はどうなるのか?きっと世界がどうかなる前に経済成長が唯一の存在意義の中国共産党政府が無理矢理なんとかしようとするでしょう。
一方、双子の赤字を抱えすでに国内消費の成長が見込めないアメリカは、輸出にシフトしようとしています。アメリカは、その供給先を中国に期待しているのでしょうか。それはきっと大きな勘違いでしょうが"無視できない"中国経済であるのは紛れもない事実ですからアメリカは今後も中国に対し政治的には遠慮がちな姿勢にならざるを得ないでしょう。
忘れてはいけないのがヨーロッパです。ギリシャの財政破綻(あれ、まだだっけ?)がニュースで取り上げられてましたが、ギリシャに続けとPIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)が順番待ち状態です。イタリアはいいとして、今一番注目されているのがアイルランドです。アイルランド危機に関してはあまり報道されませんが、ヨーロッパ経済はかなりヤバイ状況です。
ギリシャだけではないと思いますが、財政危機ということは身の丈以上に借入して外貨建借金を増やしてきた結果であるわけですから今後ドイツ以外は国内の資金需要が伸びるはずもなくマーケットはシュリンク(縮小)していくでしょう。
世界はこんな状況ですから円高(ドル安・ユーロ安)が進むのは必然で一時的な為替介入をしたところで焼け石に水ですし、むろんデフレ経済真っ只中の日本が"外需"に頼れるほど世界経済は元気じゃないということです。
日本経済が浮上するには、国際競争力やらグローバル化やらを強化して外需に頼るのではなく"内需"を拡大する方向に持っていくことです。何せ世界でもっともお金持ちなんですから、我が国は。
さて、前置きはこの辺にして今日は"サービス"についてです。
最近、観光立国ジャポンということで、"おもてなし"や"サービス"について関心が高まっています。
サービス業の多様化の中で、サービスそのものについての定義が曖昧なのですが、もともとサービスとは経済用語で簡単に言うと"形の残らない財"だそうです。つまりサービスとは、目には見えないが費用対効果で計れる立派な商品(=財)、というわけです。
サービスそのものでビジネスしている企業もあり一概に言えませんが、消費者に何か特別な付加価値としてサービスをつけたとすると、消費者がそれも織り込んだ最終的な対価として評価をし却って元々の商品の価値が下がってしまう現象はよくあります。
サービスをつけても最初は喜ぶ消費者も続けるうちに飽き足らず更にサービスをつけなくてはいけない状況、サービスの負のスパイラルに陥る、そんな経験ありませんか?
客に良かれと思って始めた"サービス"がいつの間にか顧客満足に繋がっていない・・・よくある話です。
そんな中、商売の原点に戻ろう、と行き着く先が"おもてなし"です。
今回のネタは書き始めると話が尽きないので次回に回します。
それでは、皆さんまた来週\(^o^)/
お店の人の「食べるまで帰さない」的な強気な姿勢もいい勉強になりました。
第二ボタンさん、呼ばずに読みましょう。
蟻さんのように閣下に付け込まれますよ♪
ローマは一日にして成らず
たった一日のチャーシュー麺を抜いたところですでに遅し・・・アベシ
人間なんてものは自分の欲得ばかり考えてやがる」
べるの言葉ではありません、悪魔のささやきです(笑)
前置きの部分をmain ideaだと思って呼んでいた…。
全国大会、頑張って下さい。
僕は松本に残り、機械の売買契約交わしてきます。