長らくご無沙汰しておりました。忘れられているかもしれませんので、改めまして月曜日ブログ担当の中田です。ブログを担当して頂いています広報国際アイデンティティ委員会の皆さん、そして三役ブログ担当の牛越副理事長始めとします三役の皆さん、ブログを長い間アップせず、ご迷惑をお掛けしておりました。

 さて、本日2010年5月31日は、信州まつもと空港より札幌・福岡・大阪へ就航していましたJALの最終フライトの日でした。我々松本JCはJASの頃より当時の松本空港の活性化を目的とし様々な運動を行って参りました。その間経営がJALと統合後、バブル崩壊と共に就航先が現在の3つに減少。そして2007年にはJALより札幌便の運休が発表となったものの、松本JCが先頭に立って行った札幌線存続の署名活動により集まった8万名を超える署名を始めとする多くの札幌線存続を希望する県民などの声により札幌線は存続となりました。しかしそれは信州まつもと空港からジェット便がなくなる時ともなりました。プロペラ機からジェット化が実現された当時、信州まつもと空港の活性化のためにジェット化推進の運動を行っていた松本JCとしては、ジェット便がなくなったことが非常に残念でなりませんでしたが、しかし本日、44年間就航してきた大阪便が廃止となりそしてJALが撤退しました。

 自分は2007年の札幌線存続の署名活動やジェット便が廃止となった際の「さよならMD87」の事業を当時の担当者として行っておりましたので、廃線から存続へとつながった札幌線が結果廃線となり、さらには全ての便がなくなってしまったことは個人的にも非常に残念な気持ちと共に寂しさも感じ、その最後に信州まつもと空港から飛び立つJALの姿を見る為に、信州まつもと空港へ行って参りました。

 空港に着いたのは15:10頃でしたが、すでに空港ターミナルビル屋上の送迎デッキには、最後のJALの姿を見送ろうとする多くの市民や村井知事や菅谷市長を始めとする行政の方々、そして報道関係者の方々が集まっておりました。





 
















そして手にはカメラやビデオカメラ、そして携帯電話のカメラを持ち最後のフライトを待っておりました。

 しかしそこで集まった方々から感じたのは失望感ではなく期待感だったのです。さすがにJALの関係者の方々から感じる事はなかったのですが、他の方々は一抹の寂しさから最後の姿を目に焼き付けようとして集まっていながらも、明日からは大阪線はなくなるものの、FDAがジェット機でさらには毎日運航により松本と札幌・福岡をつないでくれる。恐らくそういった背景から、送迎デッキに集まった方々の期待感というものを感じたのかもしれません。

 




 そして最後の大阪線、JALの機体が飛び立ち、JASから続く信州まつもと空港にいけるJALの歴史が終結となりました。
 




本当に長い間信州まつもと空港の翼として就航して下さったJALに感謝するとともに、「おつかれさまでした」と心の中でつぶやき、空港を後にしました。

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(社)松本青年会議所 2010年度
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