皆さん、お元気ですか? GW楽しかったようで何よりです。今日は金曜日、最近三役ブログのコメント欄を荒らしている10センム井上です。
先月27日に原口総務相の閣議後会見で、11年度の一般職国家公務員の新規採用者数について、09年度の9,112人から半減することを目標に調整する方針を明らかにした、というニュースを見ました。実数で4,500人もの抑制で、5月中旬にも閣議決定される、とのこと・・・
「事業仕分け」で起死回生を図る与党の次の一手がこの「公務員削減」だと思われるのですが、肝心の官僚組織に手をつけず「新規採用半減」という安易な手段を選んでしまうあたりが拙速な感じがしてしまうのは言い過ぎでしょうか?
それにしても公務員20%削減!!と民主党が謳うほど我が国は公務員が多いのでしょうか?
図1:公務員人件費の国際比較
上の図1は公務員人件費対GDP比の国際比較です。続けて下記の図2もご覧ください。
図2:人口千人あたり公的部門職員数
国の違いで仕事の内容にそう大きく違いはないであろうと推測するにつけ、日本は圧倒的に公務員数が少ないことがわかります。
メディアで煽られてきた公務員バッシングのせいで、公務員削減がトレンドとなってしまっていますが、日本国の現状として公務員が決して多いというわけではないことはしっかり押さえる必要があると思います。
さて、今回のテーマは事務局長指定でKTMです。
言わずもがな、5月3日に行われた憲法タウンミーティングのことですが、これについて一言
・・・熊谷会長、お疲れ様でした。m(__)m
KTM担当の石巻委員長の「護憲や改憲ではないパネルディスカッションをしたい」という趣旨とは裏腹に護憲と改憲の戦いになっていたのが興味深かったです、ハイ。