皆さん、お元気ですか?

「朝、昼、晩、夜
汝はビールをのむべし
しからずんば軽蔑されん」(※引用:ドイツの諺)

日中問わず“のんで”のまれて自らの評価を自ら下げている専務井上です。

ずいぶん前のブログにビールについて取り上げましたが、ゴールデンウィークでいい時期になりましたので今回も再び取り上げたいと思います。

“松本のビール”と申し上げると地ビールのことを想像される方が多いと思いますが、松本に地ビールはありますが松本市には地ビールはありません。正確に申し上げると安曇野市において株式会社エイワさんや安曇野ワイン㈱さんの地ビール安曇野さんが地元のブルワリーとして頑張っています。

ビールで大事なのが3大要素「水・麦・ホップ」プラス酵母であることは前回のブログで取り上げましたが、良い原料がいくら揃ったとしても「よい水」でなければ美味いビールは出来ません。
松本の地に多くの酒造が存在しているのは、3年前に「まつもと城下町湧水群」が「平成の名水百選」に選ばれたことからも窺えるように松本が「よい水」に恵まれていることが背景にあるのは間違いなさそうです。まちづくりを考える女の101人会議の皆さんと一緒に「松本の宝探し その①水巡り編」という事業で湧水巡りをしたのが懐かしく思われます。

まつもと城下町湧水群が松本にとって貴重な水資源であるのは地元の人なら誰もが認めるところですし、実際“観光資源”としても注目されて市民の間で盛んに湧水マップ紹介や湧水巡りのイベントが行われています。

湧水群を“観光資源”として捉え、まちの活性化につなげようという動きには私も概ね賛成です。
しかしながらこの湧水群なるものをもう少し外の人にとって“観光資源”として魅力的なものとするべくここである提案をさせていただきます。

名付けて

松本アムステルダム化

です。アムステルダムにあって松本にないもの

・・・それはビール工場(実際は博物館)です。(他にもいろいろ魅力的なものもありますが、今回は健全路線でいきます。)

アムステルダムはご存知の通りハイネケン発祥の地で中央駅から約2キロのところにハイネケンのビール博物館(今では「Heineken Experience」にリニューアルされ更にグレードアップしてるようです。)
があります。

学生の頃ヨーロッパ旅行をした際、旅先で知り合った外国人たちと一緒に博物館に行き昼から飲んだハイネケンが美味しかったなあ・・・と思い出に浸ってしまいましたが、つまるところ市内に(出来れば城の近くで蔵造りの建物にして)松本の水を使ってビールをつくり、そこでも飲めるような場所があったら、これはこれで“売り”になるかな、と密かに思っているわけです。


松本アムステルダム化構想・・・大した構想ではありませんが、皆さんどう思われますか?




※写真は、先週駒ヶ根の地で会員会議所会議が行われた後の懇親会の時のものです。
南信州ビール㈱のゴールデンエールを美味しく頂戴いたしました。製造担当の方がメンバーにいらっしゃったのでいろいろと勉強させていただきました。今度うちでイベントやってください。