体調ネタはやっぱり避けては通れない奥村副理事長の後を受けます、木曜ブログ担当の牛越です。
先日の火曜日の夜のことですが、駅前は日華楼さん裏手のとある韓国スナックに、松本JCOBのI先輩ともうお一方と私とで、夜の秘密会議を鼻の下を伸ばしながら行いました。
議題は、「キムヨナ選手の金メダルには文句は無いが、キムヨナ選手と次点の浅田選手との点差には疑義がある」、でございました。
つまり、金メダルには文句のつけようが無いのだが、金メダルの演技と銀メダルの演技に、あれほどの点数の差となるような違いがあったのか疑問だ、ということでございます。
私はフィギュアスケートは(も)門外漢でございますので、それについてはとやかく言うつもりもありませんのですが、この話題に「ガブリ!」と噛み付いて放さなかったのが、韓国スナックのママさん(とてもお綺麗な女性です)。
私には右疑義はごもっともだなぁ、と思えるのですが、ママさんにしてみると同邦人の快挙にケチをつけられたみたいで、堪忍ならなかったものなのでしょう。これも一種のプライド・意地・アイデンティティーのなせる業ということなのでしょうか。
「サ行の話(政治・宗教・信条・スポーツなど)には気を付けろ!」、とは私が以前お世話になっていた会社の松本支社長のお言葉、韓国スナックでまさかこの言葉を思い出すとは、お釈迦様でも思うめぇ・・・。
山本周五郎先生は著作「柳橋物語」の中で、こう語っています。
「人間には意地というものがある、貧乏人ほどそいつが強いものだ。何故かといえば、この世間で貧乏人を支えて呉れるのはそいつだけなんだから」
ま、貧乏人ってのはともかくとして、人間を支えてくれる意地ってやつ、時に窮屈な思いをしたりも致しますが、大事なものなんだなぁとか、ウーロン茶で過ごした韓国スナックでの2時間半、思いを致しましたような次第です。
大っぴらにはできない私の夜の行状を暴露いたしましたところで、またの御目文字まで。
アイデンティティー育成室
担当副理事長 牛越 愼太郎
追伸:スナックで血の雨が降らずに済んで、一先ず良かった・・・。