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木曜ブログ担当の牛越です。
先ずは、3月2日の3月第一例会の御礼を申し上げます。本当に大勢のメンバーのご協力を頂き、また大勢の一般市民の方の御参加も頂きまして、盛会の内に終えることができました。本当に有り難うございました。また、講師としておいで頂いたタイラー・リンチさんには、浅間温泉は富士乃湯旅館さんにてご一泊頂き、翌日お帰りになられました。タイラーさんおっしゃるのに、「とても贅沢な時間を過ごすことができました」とのことでしたので、ここにご報告させて頂きます。
写真右から、一ノ瀬副委員長(広報国際アイデンティティー委員会)・柿崎順一監事(科野JC)・タイラー・リンチさん・富士乃湯旅館の御当主の二木伸次先輩と奥様
昨日、水曜ブログの奥村副理事長から、60名超の懇親会のお話がありましたが、その時の様子がこちらの写真。
酒席の写真をHPに掲載するについては遠慮もあるのですが、松本JCってこんなこともしてるんだ、というご紹介ということで、掲載いたしました。
この日は、大手4丁目のひかりや東さんにて、遅い時間からお世話になりました。3月第一例会の講師のタイラー・リンチさん、科野JCの柿崎監事、そしてお茶席でお世話になりました中澤宗佳先生始め中澤社中のお三方にもご同席を頂きまして、賑やかに様々なことを語り合う機会となりましたこと、併せてご報告申し上げます。いかめしいスーツ姿の男ばっかりが集まる中に、和服の女性や作務衣姿のタイラーさんが混じってくださったお陰で、「和」をテーマに取り組んだ例会の締めくくりとしては上々吉ではなかったのかな、と思っております。
前置きが長くなりましたが、本日のお題は「水」。といっても、大した話ではございません。
写真は、3月第一例会のお茶席で使う水を、源池の井戸へ汲みに行ったときの写真です。松本の御城下は清らかな湧水の豊富なまちですが、特にこの源池の井戸はその中でも有名な湧水の様でして、この日も大勢の方が様々な容器を持って水を汲みにいらしてましたし、通りがかりの旅行客と見られる方も「美味しい」と飲んでいらっしゃいました。
ところで、何時から日本人は「美味しい水」にこだわるようになったのでしょうか。これはまったくの私の私見になりますが、思うに「エヴィアン」などの輸入ミネラルウォーターが幅を利かせ始めた20年前くらいからではないでしょうか。輸入ミネラルウォーターが一世を風靡して、その後「南アルプス天然水」なんて国産が追随を始め、「まぁちょっと待て、日本には名水と呼ばれる水がこんなにたくさんあるのだぞよ」と名水マップなんてものが登場し、この期に及んで東京都の水道局で水道水をペットボトルに詰めて売り始め美味しいと評判を呼び、今日に至る、といったところが概ね見当外れでもない経過ではなかろうかと思われます。
水道の蛇口をひねれば安全な美味しい水が飲める国に住んでいて、更なる美味しい水をガソリンに近いような金額を支払って敢えて求める、価値観の問題なのでしょうから、別段それを「いかん!」というつもりはこれっぽっちも無いのですが、考えてみれば面白い話だなぁと思います。
「空気と安全はタダ、水は概ねタダ同然」、そんな国に私たちは暮らしていますが、気候変動の問題などもあり、何時まで水はタダ同然で飲めるものか、この頃心配にはなってきました。10年先、20年先、100年先、この国はどんな世の中になっているものでしょうかねぇ・・・。
ちなみに、私が一番美味しいと感じる水はやっぱり、「酔い覚めの水千両と値はきまり」、勿論私の場合は水道水ですけれど・・・。
またぞろ本日もにっちもさっちもになってまいりましたところで、またの御目文字まで。
アイデンティティー育成室
担当副理事長 牛越 愼太郎
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“水巡り”を主催した男より