10/03/02

小さな友人

三役ブログの火曜日担当、堀川です。

自宅に隣接した会社の事務所で、いつものようにPCに向かって仕事をしていると、
後ろの窓をドンドンと叩く音。
そこには無邪気な顔で立つ男の子がいました。近所の小学生で、今2年生かな。学校
帰りの通学路にある私の事務所にちょくちょく寄っていく子です。
「おかえりー」と声をかけると、「あのね、今日ね・・」と学校での出来事を教えてくれ
ます。色んな事を教えてくれるので、事務所にあったアメ玉やガムなんかをあげて、
お母さんに内緒だよと言いながら一緒に食べたりしています。その受け取る時は、2
年生といえども、こっくり頭を下げて丁寧に、「ありがとうございます。」としっかり
挨拶ができます。

ある時、広島出張の帰りに買ってきたお好み焼風ポテトチップスを「はい、これ、おみやげ。
」と渡すと、 「すげー 広島じゃん」(笑) 
小学校2年生の小さな体にはちょっと大きなその箱を抱きかかえるように帰っていきました。

それから数日後、後ろの窓をドンドンと叩く音。
そこには、いつものちびっこが立っていましたが、その後ろにはお母さんが立ってい
ました。「これ、地元でとれたものなんです。よかったらどうぞ」と、そのお母さんの
実家があると思われる富山県の名産品が入っていました。
なんかかえって申し訳ないことをしちゃったなーと思いましたが、有り難く受け取る
と、ちょっと人見知りなのか、そのお母さんはゆっくり世間話をすることなく、少し
恥ずかしそうに帰っていきました。



その後も、たまに彼は事務所に寄っていきます。私は仕事をしているのですが、その
事務所で絵を描いたり本を読んだり、興味深い仕事の資料などを手にとり眺めてたり
しています。そんな姿を微笑ましく感じながら、30分ぐらいの時間が流れ、彼は帰
っていきます。そんな事が続くこの2年間ですが、

ある時ふと思うことがあります。↓








この子、なんて名前だろう?俺、いまだに知らない 笑