「ぱなし」な僕が語るエコ | Home | あの街の想い出

 昨年松本JCが創立50周年を迎えるに当たり、過去に先輩方が作製された松本かるたを、合併し広がった松本市、また松本JCの活動エリアである安曇野市の観光資源などを盛り込んで、改めて作製・販売致しました新松本・安曇野宝かるた(http://www.matsusen.jp/karuta/index.html・・・信毎松本専売所様のHPにて紹介して頂いています)を製作・販売を致しましたが、本日そのかるたの絵柄をデザインして頂いた柳沢京子先生に、そのかるたの原画を保管して頂けるということで、長野市にある先生のアトリエへ、故郷の誇り創造会議議長の富樫君と共にお届けに行って参りました。
 
 柳沢先生は長野市にアトリエを構えられていらっしゃる切り絵アーティストです。先生は信州大学教育学部美術学科卒業後、1977年「一茶かるた」を刊行され、以来、独自の切り絵創作で、日本は元よりドイツ各地、ニューヨークなどにおいて個展を多数開かれ、現在は長野県を本来の美しい風土にしたいとの情熱を燃やし続け活動されています(柳沢京子先生公式HP…http://www.kyoko-kirie.jp/より)。
 
 私が先生に初めてお会いしたのは松本JCが事業として去年11月28日に行われましたパネルディスカッションのパネラーとして御出演頂いた時です。この事業は、「松本・安曇野未来レシピ」…テーマ~かるたに込められた松本JC50周年50の思い~の中の「松本・安曇野の宝シンポジウム」第2部において松本・安曇野宝かるたを題材にして地域資源を利用したこれからのまちづくりのありかたについてパネルディスカッションして頂くという内容のものです。
 
 今回の訪問には、かるたの原画をお届けすると共に、本年度このかるたを利用した事業を行う際の担当委員会(故郷の誇り創造会議)として改めて御挨拶をさせていただくという目的もあり、本日初めて先生のアトリエにお伺いしましたが、そのアトリエは本当に素晴らしくきれいで、一歩そこへ足を踏み入れた瞬間から癒される空間が目の前に広がっています。さらに柳沢先生の温かな笑顔で迎え入れて頂き、心の和む時間を短い時間ながらも過ごさせていただく事ができました。

 その際にお聞きしたのは、先生が事務局長を務められていらっしゃる松本のNPO法人、いのちと平和の森で、アルプスを一望する国立アルプス公園の北ゾーンに市有地をお借りして第一期の森を作ろうと植樹された場所があるのですが、その駐車場にたばこの吸い殻が多数捨てられていたという話でした。最初はなぜこんな所にたくさんの吸い殻があるのかと不思議だったそうですが、それが駐車した車に溜まっていた吸い殻をそこに捨てたんではないかということで、先生やその場にいらしたメンバーの皆様は非常に残念なお気持ちになったそうです。その話をお聞きし改めて自分の行動も振り返り、そういった行為はもちろんしませんが、再度自らを律する行動をしなければいけない、と考えさせられる機会となりました。

副理事長 中田忠章
 

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