木曜ブログ担当の牛越です。
1月29日より二泊三日で台湾は台南市へ行ってまいりました。松本JCと姉妹提携関係にある台南女國際青年商會(以下台南LJC)の会長交代式に出席するためです。
我々一行が到着するのを空港で出迎えてくれた台南LJCメンバー、そこから二泊三日の全旅程中、箸の上げ下げにまでいたる歓待ぶりには舌を巻きました。正直訪問前は微妙に自棄気味に「えいやっ!」と飛び乗った飛行機でしたが、すっかり台南LJCファンになりまして、名古屋に帰り着く頃には「またいつか行ってみようかな」とか、ちょっぴり思ったりもいたしました。
とまれ、人から歓迎されるということは、嬉しいものでございます。
台南市、人口80万人くらいの大都市だそうです。どこか雑然とした街並み、湿っぽい空気、喧騒、日本人がこの頃忘れてしまったのではないかと思われる、活気・熱気・元気という言葉では足りない、得体の知れないダイナミズムがこの街には溢れていたような、そんな気がしています。
その源って何なのかしら。
台湾もこの頃不景気だそうですが、不景気という言葉とこの街の姿とが、私の目にはどうしても重なり合いませんでした。
「政治腐敗」「不景気」、テレビのニュースではこの辺りの話題が花形であるのが今日の我が国の現状かと思います。「他人の不幸は蜜の味がする」とか、「隣に蔵が建てばこっちは腹が立つ」とか、下衆な話題の方が万民受けすることは何処の国でも同じなのでしょうけれど、今私たちが本当に求めている情報って、そんなものじゃぁ無いような気がするんですよね。
そんな世間の中にあって、松本JCの一JAYCEEとして何ができるのか、その答えを台南での三日間の記憶の中に探している今日この頃でございます。
長くなりましたが、もう少しだけ。
台南から台北への新幹線の中での一幕。