7月10日 金曜日
監事ブログがようやくスタートしましたね。
文面が「堅い・硬い・難い」と全て当てはまりまるで哲学書(笑)結構大変ですがお互い頑張りましょう。
さて、今日は全国初である「少年刑務所での植樹事業」を行いました。
宮脇昭先生、菅原文太様ご夫妻、水谷修先生のご尽力なければ、このまちにある刑務所は存在しか知らず、まして受刑者の生活や出所後のことなど考えたこともありませんでした。
しかし、受刑者の方の植樹をやり終えた笑顔は鮮明に記憶に刻まれることになりました。
「木の成長を毎日見ながら自分も成長しているか?」と問いかける機会となれば幸いです。そして些細な心の温かみに触れるだけで社会復帰は十分に叶うそうで、社会復帰を受け入れる社会についても、新たなまちづくりの課題という方向性を見出していかなければならないでしょう。
刑務所内が終わり、外でもメンバー・一般の方で植樹を行いましたが、終わった後の爽やかさが忘れられない。宮脇先生理論に感銘を受け、今回、実体験し、これで終わりではない、この気持ちを広めなければと次回への足がかりへと繋がりました。
今回の事業が上程されたとき、刑務所の厳しい規則は解るが(野球で例えるなら)何故、宮脇先生をお招きしたのにも関わらず「ホームベースに直球も投げられないんだ」と何度となく失望し落胆していました。実際に事業が終了してみると、自他共栄美しき地域創造委員会は「実はホームベース上の針の穴に剛速球のボールを貫通させていた」ことに気がつきました。
それだけ厳しい状況の中、参加者も得るもの多く、宮脇先生も菅原様も水谷先生もご満悦でありました。委員会に心から感謝です。