昨日は塩筑歯科医師会の11月例会でした。
相沢病院口腔病センター医長の倉科憲治先生をお迎えして、「ビスフォスフォネート系薬剤と顎骨壊死」と題してご講演いただきました。
ビスフォスフォネート系薬剤は骨粗鬆症や悪性腫瘍の治療薬としてよく用いられています。
当院に通院中の患者さんの中にも骨粗鬆症の方は何人もいらっしゃいます。
近年、ビスフォスフォネート系薬剤を長期間服用している方が抜歯などの口腔外科処置を受けると顎骨壊死(BRONJ)を起こすという報告がされています。
残念ながら、その予防法、治療法がまだ確率されていません。
そして、一旦発症すると治癒しにくいという厄介な病気です。
ただ、BRONJ発症率は低く、1%未満との報告もあります。
もし、骨粗鬆症のお薬を飲んでいる場合は、必ず歯科医師にお伝えするようお願いいたします。
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