2010/01/18 8:12
44歳男性の患者さんです。
以前より左上6番の状態がよろしくないのはお互いに解っていました。
今回、骨吸収が進んだようなので遂にインプラント補綴を決断しました。
患者さんの理解も得られたため、抜歯即時埋入を計画しました。
術前にCTも撮らしていただき、万全の態勢です。
予想外に抜歯に時間がかかってしまいましたが、頬側の骨も破壊することなく行えました。
抜歯即時埋入では抜歯窩の掻爬が非常に重要です。これでもかというくらい掻爬には時間をかけました。
中隔部に骨が残っているのはCTで分かっていましたので、そこにΦ5mm、長さ10mmのカルシテックインプラントを埋入しました。
インプラントと骨のギャップには人工骨と抗生剤を混ぜ合わせて填塞してあります。
抜歯の痛みが出そうですが、初期の感染に気をつければ問題なく治癒していくものと思われます。
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